巻機山

2001年3月24　土曜日　快晴 メンバー 　槙田（L)、鈴木(岳)（SL)、丸山（SL）、松田、他１名 ３/２４(土) ７：１０　　登山口（930ｍ） １０：００　1500ｍ １２：３０　ニセ巻機 １３：３０　巻機山頂 １６：００　下山 ３月２４日(土) 　金曜の夜に出発して、清水に着いたのが翌２：３０。バスの転回場所に車を停めて車内で仮眠する。 　５：３０起床。朝食を食べてから車を２９１号沿いに移動し、路駐する。しかしそのまま転回所に駐車して出発する人もいた。 　それにしてもいい天気！　だけどちょっと寒い。７：００、スキーを担いで歩き出す。除雪は最奥の民家までなので、そこからシールを歩行を開始する。雪はガチガチに凍っているが、緩斜面なので問題ない。 橋の手前あたりから井戸の壁が見えてきた（上写真右）。天気がいいので林道を歩いているだけでも暑くなってきた。 　ほぼ夏道沿いに尾根に取り付く。これから急登になるので、スキーアイゼンをつける。溶けた雪がまた凍ったような感じで、スキーアイゼンが無い人は苦労していたようだ。井戸ノ壁までは若干樹林が濃かった。 　井戸ノ壁。３０度くらいあるだろうか。雪は若干ゆるんできていたが、ここはツボ足で登った方が早そうだ。私はジグを切ってシールで登り通した。 　井戸ノ壁を登りきって稜線に出ると、前巻機が姿を見せた。すばらしい天気と景色だ。気温も上がってきて、私はすでにTシャツで登っていた。 　上写真は１４５０付近。他のパーティーが後ろからどんどん来る。私たちはのんびりと景色を楽しみながら登った。後ろを振り返ると、どうしてもしばらく立ち止まってしまう程の景色だった。１６００から１７５０の急登は行かずに、右にトラバース気味に登って１つ南の尾根からアプローチすると登り易い。 　１２：２５にようやく前巻機に到着。ここでやっと巻機の山頂が拝めた。純白の斜面にシュプールの跡が・・。うーん、行くしかない！　松田さん達は前巻機に残り、１３：０５に山頂へ向けて出発。かなり気合が入っていた。 　１３：３０山頂着。気合のおかげで２５分くらいで巻機の山頂に着いた。思ったより早かった。山頂はなだらかで、地面が顔を出していた。上写真の奥が中ノ岳？だと思う。山頂から見た前巻機も真っ白だ。 　山頂からは待望の滑走だ。立ち木一つ無い広大なバーンを飛ばす。日ごろのストレスを開放する大切な時間だ。シュカブラも無く、降雨後の洗濯板にもなってなくて雪質は繊細なザラメとでもいうのでしょうか、とにかく良かった。 　１４：１０に前巻機に戻る。松田さんが持ってきてくれたビールで乾杯。死ぬほどうまかった。 　井戸尾根を快適に滑る。ただし、雪質が良かったのはここまでだった。１６００から下はグサグサに腐っており、ジャンプ系、ベンディング系を試すものの、サングラスをなくしそうだったので結局終始シュテムターンで下った。 　登山口には１６：００着。雪質の悪さもあってかなり疲れたけど、楽しめる山だと思った。 記：丸山