Last Update : 2001/03/30  戻る

苗場山
2001年3月25 日曜日 曇り
メンバー  槙田(L)、鈴木(岳)(SL)、丸山(SL)、西川

3/24(土)
 7:45   登山口(990m)
 8:40   1250m
11:55  2020m
12:45/13:12 苗場山山頂
14:30 下山

 昨日の夜から秋山郷に入り、民宿「松竹屋」に泊った。手作りの豆腐やこんにゃく、天ぷら、刺身・・食べきれないほど料理が出てきた。
 秋山郷の温泉「楽養館」は18:00までしか営業していないので、温泉に入るときは早めに行った方が良い。
 朝5:30起床。民宿のお母さんがコーヒーを出してくれたので、すっかりくつろいでしまい7:00頃に宿を出た。林道が除雪してあるとの情報を得て車で行くことにする。
7:45 990m 除雪してある終点は1000m地点だった。そこから登山口までちょっと歩いて下る(上写真)。雪の回廊でどうやって登るんだろうと思ったら、登山口は登れるようになっていた
 朝は晴れていたが、登り始めて早くも曇ってきた。上写真は1100m付近。昨日入ったと思われるトレースがあった。この先沢を渡るが、登るところを選ばないと結構苦労すると思う。沢は雪で埋まっているが、所々滝が出ていたりしているので沢どおしは登らなかった。
8:40 1250m 広い尾根をしばらく登ると、林道終点にぶつかり、その先は狭い尾根になる。最初、左側を巻いてから尾根に上がったが、もっと先で上がるのがよかったかもしれない。
 尾根をしばらく行くと台地に出る。上写真左の山が苗場山だ。北に伸びる尾根は斜度がきつそうなので、夏道どおしで行くことにする。この辺は針葉樹の大木がいい間隔であり、アメリカン?な雰囲気だ。
 1800mからは急登が始まる。上を見上げるとシールでも登り通せそうだったのでジグを切って登る。しかし上部になるにしたがって斜度はキツさを増し、30度以上になると山側のキックターンが難しくなってきた。西川さんたちはすでにツボ足に切り替えていたが、結局私も最後の20mくらいはスキーを脱がざるを得なかった。ここは最初からシートラーゲンで行ったほうがいいと思った。
11:55 2020m ようやく登りきって、頂上の一角に出た。広い台地にポツンといるとさびしくなってしまった。30分も歩かずに山頂に着いた。
12:45/13:12 苗場山最高点。風が出てきたが、薄日も射し、鳥甲山も背後に見える。山頂があいまいなので、達成感もいまいちあいまいだ。
ここからシールを外して滑走開始。
 上写真のピークは2036p。登りの時見ると、鞍部からの斜面がよさそうだったのでそこから滑ることにした。
 鞍部の北東から滑った跡があったが、そこは誰も行こうと言わなかった。その斜面は狭いが一枚バーンの急斜面でチャレンジしがいがあると思った。パウダーの時期はいいかも知れない。
 雪質が良くなかったが、オーバースピードに気をつけつつ快適に滑る。急斜面を降りて右にトラバースし、1700まで下る。下に行くほど雪質が悪くなり、油断してると足を取られる。
 1700mからは谷を滑った。雪が悪かったが、樹林の間隔が広いので問題なかった。この谷は、林道に合流するまで途中に滝などは無いが、所々起伏が複雑になっているので注意が必要だ。林道に出るまで右岸に渡ることは無かった。
 ここからは沢を滑らず、雪に埋もれた橋を渡って登ってきた1293pのほうに行く。ゆるい斜面を滑り続けるといつの間にか登山口に着いた。全体的に樹林はそんなに濃くないので、十分に地形を確認しながら降りることができるのが良いと思った。
 昨日入れなかった小赤沢の温泉「楽養館」に行く。お湯はまっ茶色で、あまり熱くなくゆっくり入れた。風呂の後は野沢菜とお茶を振舞ってくれた。
 小赤沢からさらに奥に行った切明温泉もいいらしいので、機会があれば行ってみたい。

記:丸山

 


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