宮地山 1113m(中央線沿線)
2020.01.04
2020,1,4(土)快晴          田中 源治
 新春山行を大月市にある宮地山にした。天気がよく落ち葉を踏む、陽だまりハイクだった。この山は静かな分、道がはっきりしないところがもあった。広葉樹と唐松があり、新緑や紅葉の時期にはいい山行ができると思った。トズラ峠から日影に下りる道が2.5万図には載っていたが、下り口から廃道のようであった。

 バスの便が悪いが、奈良子入口を通る便はいくつかあり、そこで降り、取り付きまで歩いた。用沢川と小俣川の出合に宝鏡寺がある。観音堂の裏に登り口があった。登ると竹林になり、道がわからなくなったが、進む。その先に用沢からの幅広い道が登って来ていた。宮地山に登る人が出てきて、宝鏡寺から登るのが直登で近かったのでそうなったのだろう。そこからはいい道が付いていた。なぜこのような無名の山にいい道がついているのか、地元の人々には大切にされていたのかなどと思いながら歩く。登り切ったところに小さな祠があり、頂上はその先で、小さな道標があった。

 頂上からの下りは広い尾根で道を探しながら歩いた。少し下ると、この辺りには珍しく唐松林になっていて新緑もきれいだろう。大垈山分岐手前に送電線の鉄塔があった。ここからは鉄塔の見回り道で幹線に出た感じだった。この尾根からは富士山、三つ峠の山並、滝子山、百蔵山、中央道など大月の山々、町が見える。セーメーバンという妙な名前のピークを通った。サクラ沢峠から東奥山、西奥山へ下る道が地図にはあるが、両方ともわからなかった。トズラ峠から日影に下りる。道ははっきりしなかったが、テープが木の枝にぶら下がっていて、そこを下る。地図を見ると、沢の左岸についているので左岸を歩く。沢の底近くに山道らしいものを見つけ、下りると山道とわかる。廃道になっているようだ。そこを出ると民家があった。バス停にちょうどバスがあり、大月行きだというので乗った。

タイム;猿橋駅8:13/18バス-奈良子入口8:38-宝鏡寺裏取り付き9:00/10-宮地山10:55/11:05-大垈山分岐11:55/12:00-トズラ峠13:20-日影バス停13:55/14:00-大月駅14:20

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