Last Update : 2005/05/06  戻る

双六岳周辺

2005年4月29日−5月1日
メンバー:2名

4/29 雨時々曇り

 10:30新穂高無料駐車場を出発。ぽつぽつ雨が降り出す。20分ほど歩くと、穴毛谷出合付近から雪が出てシールで歩く。 途中3箇所雪が切れていてスキーを外した。秩父沢出合に着くと、下部はデブリの海だ。大ノマがはるか遠くに見える。まだまだ長い。 時折雨が強くなり、ザックやウェアに雨がしみこむ。こんなに降るとは思いもしなかった。 秩父沢からは鏡平方面に登り、弓折岳、稜線経由で双六山荘へ向かった。 雨は止まず、視界も悪い。びしょ濡れで気分も落ち込み気味。双六小屋直前のトラバースは一部夏道が出ておりスキーを外す。 17:30、小屋にやっとたどり着く。今年は雪は少なめとのことだ。
 乾燥室でウェアなど干すことができた。山小屋泊まりは40人ほどか。食事はおいしく、談話室でくつろいだ。

コースタイム 10:25新穂高駐車場−10:50穴毛谷出合−11:50わさび平−12:20秩父沢出合−16:40弓折岳−17:30双六小屋


朝の双六小屋

4/30 快晴

 7時に小屋を出て三俣蓮華へ向かう。今日は天気最高。大展望の三俣蓮華ピークからは三股山荘に滑り込む。 この斜面はとても快適で気持ちよい。 三俣山荘から岩苔乗越へ向かった。登りはバテ気味だったが、乗越から薬師の展望もよく、源流滑りも快適で楽しかった。

三股蓮華より水晶岳、黒部源流、鷲羽岳

 源流2400mから三俣山荘に登り返す。時間はあるし天気良いので、コルで1時間ほど昼寝。 コルでうだうだした後、弥助沢に滑り込む。2400mくらいから下は雪が腐って滑りづらい。モミ沢出合からは双六小屋への長い登り。 デブリなくきれいな谷だった。15時前に小屋に着いた。

コースタイム 7:10双六小屋−8:40三俣蓮華岳−10:20岩苔乗越−11:40/12:40三俣山荘−12:55/13:10モミ沢出合−14:45双六山荘


5/1 晴

 7時山荘発。真っ白な大斜面を双六岳へ向かう。ピークの手前では雷鳥が歩いていた。

槍と雷鳥

8時過ぎに双六谷へ向け滑降。双六カールは超快適ザラメで、槍穂高を正面にして、やはり来て良かった!と思う瞬間だった。 大ノマへの登り返しは急斜面でつらい。乗越からそのまま滑り降りるのもつまらないので、快適そうな斜面を求めて弓折岳へ登る。 ピークからきれいな斜面に滑り込む。雪は腐り気味で引っかかるが楽しい斜面だった。秩父沢のデブリの海を越え、林道に乗る。 林道は穴毛谷出合付近まで滑った。ここから駐車場までの歩きがすごく長く感じた。

コースタイム 7:00双六小屋−7:50双六岳ピーク−9:20大ノマ乗越−10:00弓折岳−11:00秩父沢出合−12:15新穂高駐車場


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