ら・ねーじゅ No.242
1996.1月号
大滝沢鬼石沢
1995.11.3
白沢光代 他1名
西丹沢に行く時は、向ケ丘遊園7:18のロマンスカーさがみ1号に乗る事にし
ていたのになんと満席で乗れなかった。8:30新松田の約束には間に合うけど、
車中で朝食を取ろうという予定は無理で仕方なくホームで駅蕎を食べる。
新松田では西丹沢行のバスが3台も増発されていた。ピックアップしてくれるは
ずの小林さんの車も渋滞でこない。
紅葉がいいかもしれない、と易しいはずの大滝沢鬼石沢を選んだ。9月にでた
「丹沢の谷110ルート」に中級・人気度星3にランクされている。
一軒屋避難小屋で大滝峠のコースと分かれる。F2は木に捕まって不安定な斜面
を巻く。右の小沢を大きく登ってから巻くと良かったらしい。F4でもう水が涸れ
る。頻繁に赤ペンキの道標が現われるのでルートを探す楽しみも無い。昨年高体連
の関東大会のコースとして使われて整備されたらしい。水量がひどく少ないのでシャ
ワークライムは冷たいと書かれた滝も簡単に越えられる。
大岩のチェクストンにも矢印の道標があり、気楽に取りつくと、ザックがつかえ
て登れなくなる。登れると言っていた小林さんもやはり駄目で、ザックを釣り上げ
る。水は少なく、道標だらけなので緊張感が持てない。稜線に近付くと踏み跡がはっ
きりしてきた。畦が丸避難小屋の水場なのであった。でも今年は水が無い。
コースタイム
和田(10:00)−>一軒屋避難小屋(11:00)−>F4下(11:50〜
12:15)−>稜線(13:35)