ら・ねーじゅ No.246
1996.5月号
丹沢
’95.12.3 晴れ
丹沢表尾根 田中 健
久しぶりに晩秋、初冬の丹沢を歩いた。急登の小丸尾根を登る。下り用だが、登
る人もやはりいるものだ。稜線近くの休憩所で水を飲んでいると、親子が登ってき
た。話をすると、父親は還暦を正月に富士山で祝って貰うのでその訓練とのことだっ
た。その富士山がはっきりと見える。すっきりとした姿だ。鍋割からの尾根はぶな
のゴツゴツの大木が印象的だ。霜柱が伸びている。
塔ノ岳は大勢がいる。段が作ってあり休み易くなっていた。所々ドロドロになっ
た山道を歩く。道が尾根筋の土を削っている。政次郎の頭近くは表土が出て崩れる
ばかりである。オーバーユースだと思う。
二の塔から林道に下り、アスファルトの道をヤビツ峠まで歩いたが、適当なバス
がないので、蓑毛まで山道を下る。バス停に大勢の人々が並んでいた。
コースタイム
大倉(8:40)−>小丸(11:00〜20)−>塔の岳(11:45〜
12:15)−>ヤビツ峠(14:35)−>蓑毛(15:20)