ら・ねーじゅ No.248
1996.7月号
栗駒山 武部 慎
’96.3.29 晴れ 計1名
昨日は平泉に泊まった。ぶらぶら散歩してから帰ろうとしたがあまりに
いい天気なので栗駒山を見ようと駒の湯に向かった。途中から見る栗駒は
真っ白で比較的緩やかで行けそうである。なぜか地図を持ってきたので、
連絡をして登ることにした。
トレースがあり、たまに地図を見ながらトレースをたどる。雪はゆるい
ため少し急な斜面はできるだけ避ける。イワカガミ平で2人パーティと会
い、「上部はアイスバーンだよ」と教えられる。1400m位までは雪は
緩くとてもアイスバーンなんて嘘のようであった。しかし、西風をまとも
に受ける稜線上に来ると確かに堅くなってきた。山頂直下の急斜面でスキ
ーをデポしてツボ足で山頂を往復する。山頂からは鳥海山、船形山など見
え平泉方面も見えて満足した。あまりゆっくりもしていられず、スキーの
ところに戻り、慎重に滑る。1400m迄来れば一安心。ここからはゆる
く、重くなった雪なので超大きなターンで(ほとんど水平な斜滑降)高度
を下げる。下に来るほど雪はグチャグチャでターンが重い。でも気温が下
がってそれがアイスバーンになる前に降りられて良かった。
コースタイム
いこいの村(12:45)−>山頂直下(14:30)−>山頂
(14:45、14:55)−>いこいの村(15:45)