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ら・ねーじゅ No.250
1996.9月号


森吉山  小森宮秀昭、山崎義男、田中健         
 95/12/29(金)〜31(日)                  



 森吉山の山小屋をベースに新雪を滑ろうと計画したが、天候に恵まれず、打当温泉の山スキー湯治会となった。

12/29(金) 小雪後吹雪

 28日の特急で上野を発ったが、阿仁合の駅に着いたのはお昼前だ。

 タクシーで阿仁合スキー場に向かう。小雪が降り出す。小さなスキー場で、1軒のロッジがある。不運なことに風が強くてゴンドラは運転を中止していた。休みながら様子を見るが、動き出す気配はない。歩いて登ることにした。視界のない林道の切り開きのようなゲレンデを歩く。3ピッチ程でゴンドラの終点に着いた。吹雪になり、先に進むことは難しいので、テントをゴンドラの建物の下に張った。翌日、スキーヤーが見ても違和感のないようにして。

12/30(金) 吹雪

 ゴンドラは標高1180mにあり、小屋と山頂への分岐は1308mでなだらかな尾根なので視界はないが竹竿を立てて進むことにし、テントを畳んで出発した。トドマツがまだ埋まっていず歩きにくい。1308m付近に着いたがまったく視界がない。竹竿もなくなってしまった。しばらく休んで様子をみるが、目と鼻の先の小屋がわからず、撤退をすることにした。

 再び、ゴンドラの駅に戻ったが、テントを張らず、打当温泉に直行した。年末だが温泉は空いていた。農村健康保養センターというのが、名前のようで、宿泊費は安い。

 正月の森吉山は、竹竿を沢山持って行かなくてはならない。

 タイム: 省略 

【概念図】

                           (記 田中) 


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