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ら・ねーじゅ No.253
1997.2月号


富 士 山   96/12/7〜8               
                          鈴木鉄也他3名  


 先週の第一段に続き、プレ冬山として、お茶を濁す感じの山行となった。うっ 
すらと雪が着いた馬返から3時間足らずで、五合目着。テントを設営。一休みし 
て、アイゼンを着けて七合目までを往復する。                
 風が強く、練習する気にもなれない。降りて来たパーティーから、私に向かっ 
て「シュウヨウハ、オワリマシタ」と言われ、首をかしげた。何か勘違いしたよ 
うだ。登る時は気がつかなかったが、帰りに斜面に鮮血が散らばっていた。   
 戻ってから、小屋で聞いたら、鎖にアイゼンを引っ掛けて転倒し、滑落死した 
とのことだった。                             
 翌日も、風が強く、頂上にはとても行けそうになく、練習する気にもなれず、 
そのまま下山した。                            


コースタイム                               
 12/7(土)晴れ                           
    馬返8:30−五合目11:00−七合目往復14:00       

 12/8(日)晴れ                           
    五合目6:18−馬返7:30                   



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