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ら・ねーじゅ No.255
1997.4月号


大渚山             1997年2月15日〜16日 

                       鈴木鉄也、(中山、荒木)  

2/15(土) 快晴                           
 小谷温泉に行くと言う方と、相乗りし大草連までタクシーで入る。ツルツルに 
凍った坂道は、後ろから押してもなかなか登らなかったが、巧みに運転し、集落 
に辿り着く。                               
 いざ登り始める時、中山さんがストックを置き忘れたのに気付いたが、時遅く、
木の枝で代用する。                            
 林道沿いに進み、台地状に上がる急な斜面の手前で、荷物をデポした。    
 見晴らしもよく、快調に登る。                      
 横に長い頂上の、真ん中辺りに出て、ピークの左端に立つ。雨飾山、日本海や 
ら、北アルプス、妙高山をバックに写真を撮った。              
 葛草連に延びる側の斜面を、気持ち良く滑る。楽しい斜面だ。伐採地跡のよう 
な無木立の広い台地になると、雪質が重くなり、板の操作がままならなくなる。 
林道らしき所を回り込むと、荷物をデポした場所だ。雪洞を掘った。先週同様、 
中にツエルトを張った。あったかくて快適だ。                

2/16(日) 小雪のち晴れ                       
 昨日の尾根筋を避け、台地に上がってから、左に進んだ。新雪が積もった上に、
広い木立の中で、雰囲気が変わった感じの景色だ。              
 なるべく昨日のルートを避けて登り、頂上で、滑降体勢を整えてから、出来る 
だけ右寄りの斜面を滑った。                        
 新雪滑降で、同じ山とは思えないような、冷厳かつほのぼのとした日本の野山 
を彷彿とさせるルートであった。                      
 

コースタイム                               
2/15                                 

大草連 7:17 − 970m 8:00 − 1325m 9:15 −  

大渚山 10:00〜10:20 − 970m 11:15         

2/16                                 

970m 6:40 − 大渚山 8:35〜9:00 − 970m     

9:40〜11:00 − 田中下 11:30               

【概念図】


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