Last Update : Apr 12, 1997  戻る  

ら・ねーじゅ No.255
1997.4月号


赤沢山 (稲包山中退)           1997年3月9日 

L菅沼 博、小森宮秀昭、手塚紀恵子、加藤康男、岩崎正隆、武部 慎  6名 

3/9(日) 雪のち晴 途中で日食を見ることができた         

 前日の午後上越線の鈍行で上野を出発した。後関からバスで猿ケ京へそこから 
は村営バスで赤沢スキー場のある赤沢口まで入る。猿ケ京のバス停の真前がセブ 
ンイレブンで不足食料の買い出しができた。赤沢林道に適当な幕営地を探したが、
林道は除雪されており適当な場所がなく、スキー場の駐車場にテントを張った。 
各自持参の夕食をとってしまうと何もすることもなく、少し早いが8時前に寝て 
しまった。このころは夜空に星が輝いていたのだが、夜半からは雪が降りだし朝 
には10センチ程積もっていた。                      
 地図でルートを検討した結果、当初の林道を登る予定をスキー場のリフト上か 
ら林道に出るルートに変更した。リフト2本を乗り継ぎリフト終点でシールを付 
け出発した。地図上の1054mには新しい送電鉄塔があり、赤沢林道からの枝 
線の稲包林道が上がってきており、少し下って赤沢林道に出た。鉄塔から尾根上 
を登ることも考えたが、下山の事を思い計画どおり赤沢林道に出た。      
 少し傾斜のある林道を登り、林道が大きく南へ向きを変える付近で右手の尾根 
へのルートを探すが、結構急な斜面で今日のコンデションではあまり登る気にな 
らない。どんづまりの沢の急斜面を登る(逃げる)カモシカを見ることができた。
仕方なく予定を変更して林道をそのまま辿り稜線への登り口を探す。一つ南の尾 
根の1188m地点から赤沢峠へのルートを予定しそこまで行くと、そこもいま 
いちで、も一つ南の上部が確認できるルートを登ることに決めた。稜線付近はア 
イスバーンになっていて一部のメンバーはつぼ足で登ることになった。赤沢山南 
東の1430m程の小ピークの稜線に登ることができた。           
 稜線迄で今日の登る予定は中止し大休止をとる。加藤、岩崎の2名が赤沢山を 
往復した。少しかかると思われたがすぐにもどって来た。           
 下山は登った尾根の南に広い沢があるのでそこに決め、上部は結構慎重に、下 
部はそこそこ大胆に都合200m程滑った。ここは今回のルートの中で唯一とも 
いえそうなそこそこ快適滑降斜面だった。でもすぐに林道で、結構傾斜がある林 
道をスケーティングを交えつつも順調にスキー場に戻った。スキー場はアイスバー
ンで結構すべりにくかった。                        
 荷物をまとめタクシーで後関に出、たった3分の乗り継ぎをこなしてあたかも 
逃げるように鈍行電車に乗って帰京した。                  


コースタイム                               

スキー場上部 8:30 − 稜線 10:50〜11:30 −       

スキー場 12:40                           


費用                                   

バス:860+460=1320円、タクシー:5人で8200円       


戻る    山スキー同志会のホームページへ


  


メールの宛先:
webmaster@ysd-jp.org