ら・ねーじゅ No.256
1997.6月号
茶臼山(八幡平)
1997年2月15日
武部 慎
雪のち晴れのち曇りのち霧
夜行バスで盛岡に行く。朝方は小雪がぱら、ついていたが八幡平に近づく頃は晴
れて岩手山もよく見えた。そこで明日清宮氏と回ることになっていたが、今日も茶
臼山に行くことにした。
リフト上からコルまでの下りは丁度スノーボードの10人パーティがいてちょっ
と待ったがラッセルされていてコルまで止まらずに滑れた。膝位のトレースだ。恵
比寿森山の登りでみんなを抜かした。シールのまま下りきるとそこに一人の山スキー
ヤーが休憩していて、彼がずっとラッセルをしていたことがわかった。そこから茶
臼山荘直下まで僕がラッセルをした。茶臼山頂はアイスバーンで樹林帯が密集して
いるので。直下からツボ足で登る。雲がかなり降りてきていてもうすぐ上に迫って
いる。あと保つのは1時間かな。とりあえずスキーまで戻り、来た道を戻るか迷っ
たが、戻らずに一周コースにした。多少アップダウンがありシールを2回も着けた
が新雪で多少雪崩も警戒しつつ快適に滑った。なぜか雪に埋まった車道に来てから
少し迷った。