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ら・ねーじゅ No.256
1997.6月号


守門岳黒姫&粟ケ岳                         

                               1997.5.3〜5 
                             メンバー:鈴木鉄也他1名 

5月3日(土) 晴れ
 関越の渋滞で、石打塩沢SAで仮眠することになった。3日前の越後駒ケ岳は寡雪という報告に、小出から国道252号線に入り、守門岳に向かった。

 山間は、若緑に萌えた「只見の春!」真っ盛りである。

 大白川から、大原スキー場に来てしまった。雪が無く五味沢に向かい、右沢、左沢の分岐辺りまで車で行ってみる。

 五味沢の下黒姫沢に延びる、林道入口に戻って、歩き始めた。

 下黒姫沢に降りてから、2〜3ケ所巻き気味に行けば、谷筋が雪に埋もれ、スキーを使える。

 下部は、木や石ころが目立つが、思ったより、沢筋が広く、程よい斜面が続くようになる。国土地理院の地図を目を細めて見ると、下黒姫沢と上黒姫沢間が、緩く広い斜面となって、段々状に稜線まで続いている。

 稜線間際が少し急斜面となっているが、春の雪で、楽に稜線に上がってしまう。

 守門岳へは、急な斜面が続き、黒姫もスキーでは登り返しだけのようなので、早めに降りようと、滑降開始。

 下黒姫沢に入っても、滑り頃の斜面が続く。

 林道に上がる手前。4〜5人のパーティが休んでいた。確か、朝、車で乗り入れた破間川本流沿いを歩いていたパーティである。

 五味沢の銭湯に入り損ねてしまったが、風もなく、炭火を起こしてバーベキューを楽しんだ。

【コースタイム】

五味沢 9:30 −> 600m付近 11:00 −> 稜線 13:30 −> 林道 15:00 −> 五味沢 16:00 



5月4日(日) 曇り時々雨
 浅草岳も、雪が消えかけてる場所が多く、時季を逸したようだ。

 越後駒ケ岳同様、浅草岳も次回の機会にと決めた。

 それではと、スキーをまったく諦めて、予定を一変した。同じ県立公園で足の踏み入れたことのない、粟ケ岳を登ってみることにした。国道290号線を北上する。

 栃尾市を通る時に目に付いた、名物「あぶらあげ」を買おうとしたら、もう品切れで、有無を言わせず、厚揚げを200円で、袋一杯にくれた。おから付きのオマケである。

 登山口の第2貯水池から、プラブーツで登り出す。

 地元では、ポピュラーな山で、登山者が多い。登り始めると、雨が降り出した。避難小屋に着く頃には、すいぶんと濡れてしまい、視界も悪くなったので引き返した。

 登山口のビジターセンターには、無料の温水シャワーあり、設備の整ったキャンプ場ありで、市民の憩いの場となって賑わっていた。

 夕方には、雨も上がり、暑くなった。

【コースタイム】

五味沢7:30 −> 粟ケ岳登山口 10:15 −> 七合目避難小屋 12:00/12:10 −> 登山口 13:30



5月5日(月) 快晴
 2日間共、夜は結構な雨量となったが、昼間はそこそこ行動出来て、楽しめた。

 高速を乗らず、幾つもの峠を越えた。

 あちこちの道端で、山菜採りをしている。早出川の雪解けのゴーゴーとした流れも春。車窓を開けたが、日差しが暑い。鬼怒川で温泉に入り、一日掛けて帰った。

【概念図】


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