Last Update : Mar 4, 1999  戻る

武尊山 武尊牧場より (2月定例山行)


                          1999年2月13日〜14日 
                  メンバー:L岩崎正隆、小森宮秀昭、手塚紀恵子、
                        西川克之、武部慎、山本幸夫 計6名


2月13日(土)  雪                            

 岩崎さんの車に、小森宮さん、手塚さん、西川の4名が同乗し、高田馬場を10時過ぎ 
に出発した。昼は梶川さんおすすめの沼田のおいしいお店「馬鹿旨」のラーメン。花咲の 
民宿もみじ荘に2時半ごろ到着。当初は前武尊に行く考えもあったが、天気や時間の関係 
でそのまま民宿に落ち着いた。                           

 その後は民宿のこたつにあたって会のあり方?についての議論になった。ハンドルを握 
ると人格が変わり理性を失うように、スキーをはくと人間が変る、とか。民宿近くの温泉 
「花咲の湯」に行くと、小学校のような巨大な建物だが、浴室は混んでいてなかなか洗い 
場が空かない。夜遅く、武部さんと山本さんが到着した。               


2月14日(日)  雪                            

 武尊牧場スキー場には我々以外スキーは見当たらず皆ボードだった。リフト終点を9時 
5分出発。天候は小雪。最初はトレースがあり、傾斜のない広い尾根を進む。先行者にや 
がて追いつき、今度はわれわれがラッセル。先行者は撮影目的で大きなザックを背負った 
還暦を過ぎた単独行氏だった。同氏はこのルートに詳しいらしく、我々が最適ルートをは 
ずれると「右!」「左!」と声がとぶ。                       

 単独行氏によれば、武尊山は天候は谷川岳と変わらず甘くない、滑降が目的なら西俣沢 
がお勧めだという。しかし、この時期風下側の沢筋は雪崩が恐くないのか、帰ってからみ 
たら、ベルクシーロイファー14号にRSSA大門氏の記録があった。大門氏の記録は3 
月連休で中ノ岳の急斜面を下りてから西俣沢に入り、沢筋を1450mまで滑ってから右 
岸を50m登って南隣の小沢に移っている。単独行氏によれば中ノ岳と家ノ串の鞍部から 
西俣沢の源頭に入り、沢底は決して入らず右岸の尾根を高巻くように滑るようだ。    

 1800mあたりから尾根上は雪庇のように波打って乗り越しづらくなり、風上側(右 
側)をトラバースする。12時、1870mの小ピーク(セビオス岳か)を越したところ 
で、岩崎さんがシールトラブルとなり、補修したが、まだ先は長く、天気もよくならない 
ので下山になった。                                

 下山は登り返しもあり、傾斜のない新雪では滑らないので、シールをつけたままトレー 
スに沿って下った。今回は最初から最後までシールをつけっぱなしだった。帰路、白沢温 
泉の「望郷の湯」に入るとここもやはり混んでいて洗い場が空かず、岩崎さんと小森宮さ 
んは空っ風にさらされながら露天の洗い場。最初だけ関越に乗り、後は下を走って、午後 
10時40分ごろ高田馬場に到着。                         

                                  (西川 記) 


 コースタイム                                 

武尊牧場スキー場 9:05 → 1870m 12:00/12:10 →    
武尊牧場スキー場 13:55                         



トレースをたどっての下り


戻る    山スキー同志会のホームページへ

メールの宛先:
webmaster@ysd-jp.org