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      May 31, 1999
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  5月定例山行  針ノ木岳             


                    1999年5月22日(土)〜23日(日) 

              メンバー: L 西川克之、山崎義男、梅原秀一、岩崎正隆、
                       藤田英明、槙田ゆり、松田和夫    
                       (以上22〜23日)        

                     橋本亨、武部慎、鈴木岳(22日夕方合流)
                    計10名                 


7人で蓮華大沢左俣 (5月22日快晴)                    

 11:30に扇沢で待ち合わせて出発。 当初は赤沢を考えていたので、偵察がてらス 
キーを担いで遊歩道を行くと、木の枝に何度もお辞儀した。赤沢は雪が少なく、大沢がき 
れいなので予定を変更した。大沢小屋に着くと、20張り近くのテント村だった。    
 テント設営後、大沢に出発。対岸の赤沢を見ると、中ほどS字状にカーブしているとこ 
ろは土砂で真っ黒だった。                             
 大沢の左俣に入ると、上部はいくつもの枝沢に分岐して、広い沢は終わっている。その 
少し手前2060mぐらいまで登って滑降。雪はきれいで滑りやすかった。       
 夕方、後発の3人も合流。                            


大沢小屋テント場



 コースタイム                                 

扇沢 12:10 → 大沢小屋テント場13:45/15:10 →        
蓮華大沢左俣2060m 16:20/35 → テント場 16:55       




10人で針の木雪渓マヤクボ沢 (5月23日 快晴)              

 今日もすばらしい天気。6:30スキーを引いて出発。マヤクボ沢分岐(2240m) 
でアイゼンを着ける。マヤクボ沢の急斜面を登って2550mの広い平地でしばし休止。 
それから左にトラバースして再び急斜面に取り付く。ここを登り切って、頂上直下2750
mの鞍部に出た。 スキーをデポして、若干名は頂上まで持っていったが、最後の雪壁を 
一登りで頂上。無風快晴、何も遮るものなく北アルプス全山見渡せる大展望に満足。   

針ノ木岳頂上直下の雪壁の登り


針ノ木岳頂上





 デポ地に戻り、滑降開始。最初は急だが下は広い。マヤクボ沢を過ぎ、本流に入ると雪 
が重くなり、石も少し転がっている。最下部の凹凸をこなしてテント場に着いた。帰りは 
篭川沿いの工事用の車道で、こちらが遊歩道より楽だった。              
 大町温泉薬師の湯に入って帰京。                         

針ノ木岳頂上からの下り


マヤクボ沢の滑降



 コースタイム                                 

テント場 6:30 → 2080m 7:35/50 →             
マヤクボ沢分岐2240m 8:15/25 →                  
2550m平地 9:30・50 → 2750m鞍部 10:40/50 →    
針の木岳 11:00/30 → 鞍部 11:35/12:00 →        
テント場 12:30/13:25 → 扇沢 14:10             

                                   (西川記) 


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