5月定例山行 針ノ木岳
1999年5月22日(土)〜23日(日)
メンバー: L 西川克之、山崎義男、梅原秀一、岩崎正隆、
藤田英明、槙田ゆり、松田和夫
(以上22〜23日)
橋本亨、武部慎、鈴木岳(22日夕方合流)
計10名
7人で蓮華大沢左俣 (5月22日快晴)
11:30に扇沢で待ち合わせて出発。 当初は赤沢を考えていたので、偵察がてらス
キーを担いで遊歩道を行くと、木の枝に何度もお辞儀した。赤沢は雪が少なく、大沢がき
れいなので予定を変更した。大沢小屋に着くと、20張り近くのテント村だった。
テント設営後、大沢に出発。対岸の赤沢を見ると、中ほどS字状にカーブしているとこ
ろは土砂で真っ黒だった。
大沢の左俣に入ると、上部はいくつもの枝沢に分岐して、広い沢は終わっている。その
少し手前2060mぐらいまで登って滑降。雪はきれいで滑りやすかった。
夕方、後発の3人も合流。
 | 大沢小屋テント場 |
コースタイム
扇沢 12:10 → 大沢小屋テント場13:45/15:10 →
蓮華大沢左俣2060m 16:20/35 → テント場 16:55
10人で針の木雪渓マヤクボ沢 (5月23日 快晴)
今日もすばらしい天気。6:30スキーを引いて出発。マヤクボ沢分岐(2240m)
でアイゼンを着ける。マヤクボ沢の急斜面を登って2550mの広い平地でしばし休止。
それから左にトラバースして再び急斜面に取り付く。ここを登り切って、頂上直下2750
mの鞍部に出た。 スキーをデポして、若干名は頂上まで持っていったが、最後の雪壁を
一登りで頂上。無風快晴、何も遮るものなく北アルプス全山見渡せる大展望に満足。
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針ノ木岳頂上直下の雪壁の登り |
針ノ木岳頂上 |
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デポ地に戻り、滑降開始。最初は急だが下は広い。マヤクボ沢を過ぎ、本流に入ると雪
が重くなり、石も少し転がっている。最下部の凹凸をこなしてテント場に着いた。帰りは
篭川沿いの工事用の車道で、こちらが遊歩道より楽だった。
大町温泉薬師の湯に入って帰京。
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針ノ木岳頂上からの下り |
マヤクボ沢の滑降 |
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コースタイム
テント場 6:30 → 2080m 7:35/50 →
マヤクボ沢分岐2240m 8:15/25 →
2550m平地 9:30・50 → 2750m鞍部 10:40/50 →
針の木岳 11:00/30 → 鞍部 11:35/12:00 →
テント場 12:30/13:25 → 扇沢 14:10
(西川記)