白馬大雪渓
1999年6月5日(土)快晴 葱平で1度合流したが再び離れ稜線を目指す。所々雪渓が消えており、昼寝にもっ てこいのスペースを提供している。強い衝動にかられるがぐっと我慢するが、座って 休んでいると、ついウトウトしはっとして目がさめる。大雪渓終了点の村営小屋直下 まで登り、勝手に僕はここまでとし、日溜りで即昼寝これが最高の瞬間かも。小1時 間だが随分寝たような気がした。まだ2人は下ってこないようで小屋まで登る。小屋 ではおやじさんにかなりしつこく、泊まっていけとすすめられでしまう。よっぽど疲 れているように見えたのだろうか。今日下るというと稜線に上がって景色を見てこい と強く勧められ、断りきれず稜線に上がる。 稜線は展望が利き白馬山頂も見えるが、とても登る気にはならない。松田氏が頂上 から下ってくるのが見え、しばらくで来るだろうと下山の準備にとりかかる。小屋で 待っても滑ってこないので1時半過ぎに一人滑り始めた。すぐに上から滑ってくる2 人の人影を見つけたので、休んで合流する。大雪渓上部は斜度も適当で滑り易いがす ぐに終わってしまう。葱平の急斜面は少し硬くなってしまっているようで、スキーを 揃えるのが大変だ。雪が大分硬くなっていて斜度に関係なくどんどんスピードが出て しまう。石もよけなければならないし結構大変な雪渓スキーだ。たかだか30分程の 滑降だが、白馬尻に着いた時には足はガタガタのガクガクで、脚力の衰えを痛感させ られた。何回か大雪渓を滑ったが今回は雪渓の状態が全然良くなかった。まあ6月だ から仕方がないか。 猿倉までひとがんばりだ。3時には猿倉に着いた。猿倉からは松田氏の車に白馬駅 まで乗せてもらいスーパーあずさで帰った。 |