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ビネッサ復活の根子岳
菅平スキー場から根子岳往復
2000年2月27日(日) 曇り時々雪
メンバー  西川 克之、梅原秀一

東京6:26発のあさまはがら空き、上田でバスに乗り換える。終点で下車するとスキー場に行くには少し道を戻る。身支度できるところはないか捜すと、無料更衣室があったが、二畳ほどの広さだった。

一番奥のはずのリフトに乗っておりると、あれれ、先にまだリフトがあってもっと上まで行っている。新しくできたのだと思ったが、後で前の記録を見ると前からリフトはあった。乗るにはいったん滑りおりなければならない。乗ろうと行きかけるが、ずいぶん並んでいるので、結局シールを着けて出発する。尾根伝いだと大回りだが、雪上車の通れるほどの道があった。尾根は傾斜はほとんどなく、30分でようやく上のリフトと同じ高さに達した。

新雪は10cm程だが、その先で最終リフトからのルートに合流すると締まった雪の上を歩く。天気は薄曇り、小雪も舞うが、時折薄日がさす。頂上はガスに隠れている。
1760mで小休止の後は登り続け、頂上近くなると風もある。最後の樹林を抜け、祠のある頂上に出た。根子岳はこれで4回目。展望は全くない。

視界がないので、来たルートを下る。20mおきにある指導標をたよりに滑降する。指導標がなければまるでわからなそうだ。寒くて手が凍えるので、立ち止まって指を屈伸してまた滑る。非難小屋(1780m)のあたりまで下ると、もう暖かい。

一番上のリフトの終点に着き、そのままスキー場に入るとリフトに乗らなければならないので、来た尾根を戻るとわずかな登りもある。下に降りて、荷物をまとめてバス、新幹線と待ち時間なく乗り換えできて、6時には家に着いた。

今回はビネッサの貼り付けシール復活を意図して、13年使って6年寝かせていたものを持ち出してきた。今日の程度の登りなら全く問題はない。まだまだ使えそうだ。
シールは20年も夢ではないかもしれない。

(西川 記)

コースタイム
ダボス第一フォーリフト終点(1490m) 10:25 -> 1760m 11:20/11:32 -> 根子岳2207m12:38/13:05 -> 一番上のリフト終点(1560m) 13:38

 


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