Last Update : May 11, 2000  戻る

霧ヶ峰クロスカントリースキー
2000-04-01(SAT)
【メンバー】L:岡坂準一、加藤康男、小森宮秀昭

 東京駅八重洲ブックセンター前で加藤氏の車に乗り霧ヶ峰へ。 沢渡スキー場は3年前から閉鎖になってしまったとのことで入口を捜して右往左往したが、 『沢渡』バス停の近くに細い行き止りの道がそれと知り、奥に車を止め、 スキー場(跡)をステップソールのクロカン板で登る。
今回は岡坂氏のフィッシャーE99クラウンと同じ板を手に入れオフトラックの クロスカントリースキーにトライすることにした。沢渡スキー場の12度程の斜面を クロカンのステップソールで登ることになる。
雪質がまだ朝の内で硬いのか斜度が限界に近いのか、初めてのステップソールで登りがつらい。 リフト終点からは、車山を右に見てトラバースで車山乗越へ。 斜度が無くなってしまえばクロカンの板は、山スキーやテレマークにくらべたら、 はるかに軽快に歩ける。
ふむふむこれがクロカンの感触かなどと、つぶやきながらスキーを走らす。 車山乗越から方向を蝶々深山に変え10度ほどの斜面をシール無しで快適に登る。 無風快晴の天気で固かった雪がゆるんで来たせいか、それとも幾分緩くなったせいか。 物見台の大きな露岩から八島ヶ原湿原へ滑り込むが初めてのダブルキャンバーの板は、 運動靴に毛の生えたような靴のせいもあってか、ターンもままならず結構スリリング。
天気も良く時間も有るので、ここでコンロを出して大休止。こうしてのんびりするのもいいなと、 1時間程の休憩をとる。ここからは湿原は回らずに帰ることに。
 車を止めた沢渡スキー場への入口の道には、朝には1台だった車が5台程に増えていた。 結構ここに車を止めて付近をクロカンでツーリングする人もいるようだった。 今回、同じ板に、岡坂氏と加藤氏は3ピンとテレマークブーツの組合わせ。 私はヘビークロカン用?の(それにしては頼りない感じの)サロモンの靴と靴の先端に横に棒が 走っている締具だったが、初めてのこのタイプの靴に慣れていないせいか、歩きは快適だったが 下りはテレマークならなんでもない緩斜面でもかなりスリリングな滑りになってしまった。 ダブルキャンバーの板に慣れるのには何度か練習が必要なようだった。
それでも滑り一辺倒の山スキーやテレマークにくらべたら、あの平地の滑走感覚は、 また別次元の楽しみになりそう。

(小森宮 記)

【タイム】'00-04-01(sat)
06:30東京駅駅前→中央高速経由→沢渡スキー場10:00/10:30
→沢渡スキー場13:30→中央高速経由→東京17:00

 


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