Last Update : 2011/11/28  戻る

富士山

2000年5月21日

メンバー:武部

5月21日 晴れ、曇り、霧 下山後雷雨 須走り口から

土曜日は天気が悪かった。でも日曜にはよくなりそうなのでチャレンジを決める。朝4時では平塚の辺りは雲が低くとてもいい天気ではない。しかし、ここが富士山の場合、目の付けどころと思い”雲の上”を確信して須走り口を目指す。松田に来ても富士山は見えずちょっと心配になったが、須走りインターまで来るとバッチリ見えた。が、山頂には意外に笠雲があり、またも山頂は断念かと思うがかなり上までは行けそう。しかも雪は多い。東富士山荘で挨拶をすると、おじさんに“ちょっと出発が遅いな”と言われ、自分でもそう思いながら登りだす。樹林帯の中ですでにシールをつける。砂走り五合の直前で板を外したが思いの外順調に進む。どうも須走りインターから見た時よりも雲は下がってきている。ノドを過ぎると下から雲がやってくるのが見える。雲との競争のようだ。2500mを過ぎると今まで登って来たところは雲の中、上ももうすぐ雲の中、南側からも雲がありなぜか自分のいるところは視界があって助かっている。山頂付近の雲に近づくにつれ風も強くなってきた。3000mで下山する決心をする。もうすぐそこが雲の中。ここからでも800mは滑れる。視界のいいうちに滑らなけれは後が大変。大斜面は気持ちがいいが、雪はブレーキがかかる雪質でちょっと重い。ノドまで来て、また登り返そうかとも思ったが、あまり雲が良くないので帰ることにした。砂走り五合まで来るともう安全圏。ザックに腰掛けてうとうとしと昼寝をしてしまう。ガスがかかったりまた晴れたりの繰り返し。いつの間にか完全に雲の中になり寒くなったので帰ることにする。

東富士山荘の椎茸そばは美味かった。ちょっとのんびりしていると雷雨になり、いい時帰ったなと痛感する。やはり富士山の天気は難しい。

[タイム]
東富士山荘6:20---3000m 11:00---砂走り五合11:30/12:30---東富士山荘13:20

(武部 記)


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