Last Update : 2001/02/19  戻る

御岳スキー場から剣ヶ峰往復
2001年02月18(日) 晴れ
メンバー  丸山(L)、槙田、某W大学体育会WV部OBの青木氏、一柳氏

9:30  ゴンドラ山頂駅発(2240m)
9:50  田の原山荘発
11:40 8合目非難小屋
13:30 王滝山頂小屋
14:10 剣ヶ峰山頂着 14:30発
16:00 田の原山荘 16:20発
16:40 スキー場駐車場着

2月18日(日)
 昨日御岳ロープウェイスキー場に行ったので、今日は御岳スキー場から剣ヶ峰を目指すことにする。宿泊先の鹿ノ瀬温泉から御岳スキー場まで1時間のドライブとなり、8:30に5合目の駐車場着。ゴンドラ片道券は\1,200だった。
9:30に山頂駅着。田の原山荘まではゲレンデを下る。
9:50 田の原山荘発
 幅の広い夏道から密度の濃い樹林帯になるが、写真からも分かるような明らかな道だった。
 2300m付近で樹林帯を抜けると、西風が非常に強かった。雪面が固く、これから斜度も急になる。
「シートラ※で行くか・・・」 ※シートラーゲンの略。スキーを担いで登ること。
W大学WV部OBの面々は準備が早い早い。
我々YSDの初心者軍団は準備に手間取ってしまった。
それにしてもとても風上には顔を向けていられない。写真を撮るのも一苦労っス。
11:40 8合目
 田の原を振り返る。三笠山を囲むようにゲレンデになっているのが分かる。
夏道沿いは登山道やハイマツが露出していて、ラッセルの必要は全くなかった。そのかわりキックステップで登るところが結構あった。
王滝山頂小屋が見えるが、なかなか近づかない。
13:30 王滝頂上小屋着
やっと着いた。
 ここに着いて初めて剣ヶ峰を見ると、・・・ほとんど雪がない。スキーで行きたかったのに残念だが、しょうがないのでザックとスキーをデポして山頂に向かうことにする。左を見ると噴気孔が煙を上げていて、かなり硫黄臭い。
14:10 剣ヶ峰着
山頂は全体が大きな神社のようになっていた。
 山頂から二ノ池と二ノ池山荘を望む。奥は乗鞍。展望はすばらしく、南ア、中ア、富士山、浅間など大パノラマを満喫した。
 それにしても風が強くてマジで寒い。この山頂往復間では、何十回となく耐風姿勢をとらざるを得ないほど風が強かった。
14:50 滑降開始
 王滝頂上小屋直下にて。10から20mくらいの幅の雪のついた凹地形を滑る。
写真で見るとそんなに急じゃないけど、高度感はかなりある。
 滑り出しから見るとこんな感じ。発達前のシュカブラがあり、その他の部分はアイスバーンだった。シュプールがほとんどもしくは全くつかなかった。
 こんな斜面でもし転倒したら地獄まで(?)止まらないだろう。緊張感からくる興奮を楽しみつつ、慎重に滑る。それにしても御岳の南に伸びる「地獄ノ中尾根」、気になる名前だ・・・。
 15:50 田の原までなんとか無事到着。ザックに紛れ込んでいた梅酒でかんぱーい。ちなみに田の原上部の樹林帯は非常に密度が濃く、プルークでただ降りるだけだった。

 


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