Last Update : 2001/05/08  戻る

蓮華温泉から雪倉岳
2001年5月3-5日
メンバー : 長谷川(太)(L)、鈴木(岳)、橋本(幹)、森、寸田、丸山(記)

5/3
9:30  栂池ゴンドラ終点発 → 12:00 天狗原 → 14:30 蓮華温泉

5/4
7:00  蓮華温泉発 → 12:30 雪倉山頂着 → 15:30 2230m発 → 17:00 蓮華温泉着

5/5
7:00  蓮華温泉発 → 9:30 天狗原 → 11:00 白馬乗鞍山頂発 → 13:00 下山

5/3 栂池ゴンドラ終点から、ガスの中を天狗原を目指す。天狗原についても何も見えず、コンパスを振って振り子沢に入る。クラシックコースだけあって、所々コースを示す標識があるので安心できた。
5/4 蓮華温泉を出発して雪倉を目指す。まだまだ雪はたっぷりあるようだ。

登りは、ほぼ夏道沿いのルートをとる。瀬戸川を渡る部分だが、すでに思い切り流れが出ていた。が、もちろん足を濡らす必要はない。

1750m付近から地図上の夏道と別れ、急登をつぼ足で登る。2294pに出ると雪倉が姿を現した。ここからまたシール登高で山頂を目指す。

12:30 山頂着。上写真は白馬と旭岳。旭岳の急斜面が滑降意欲をそそる。
とりあえずみんなで記念撮影

山頂から朝日岳を望む。こちらもいつか行って見たい。

山頂から滑り出そうとすると、なにやら無線で慌しく交信しているパーティーから声をかけられた。何でもこのすぐ下で骨折者が出たらしく、救助を手伝って欲しいとのこと。山での助け合いはお互い様と快く引き受ける。
救助に慣れた他の山岳会の指示を受けながら、ツェルトタンカで急斜面から平らな部分へ怪我人を降ろす(2400mから2237pの池付近まで)。途中ピッケルでアンカーを取り、20mの補助ロープで確保しながら慎重に行った。
救助隊長が無線でヘリを要請していたところ、新潟県警のヘリが飛ぶとのことで一同ひと安心する。すでに15時を回っており、私たちも下山しなければならなかった。

雲海へ向かって心の赴くままにスキーを操作する。雪質は上質のザラメだった。来てよかった。

5/5 今日は蓮華から振り子沢を登り返して栂池に下りる予定だったが、そのまま帰ってもつまらないので白馬乗鞍へ空身で登る。2436pからこの日のファーストトラックを刻みこんだ。

記:丸山

 


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