Last Update : 2011/02/06  戻る

大戸沢岳(会津駒の隣の山)

2002年3月21日 晴れ、曇り

メンバー:武部

19日も20日も朝まで雪、風強く午前中上部の山は雲の中でもう帰ろうかとも思っていたが、どうも21日は朝から良さそうなので狙うことにする。昨日の高畑スキー場から見た感じでは、下大戸沢出合いから大戸沢岳に延びる稜線が広く緩やかで三つ岩岳よりも山スキー向きに思えた。今日はそのルートを取る。

スノーシェッドから沢沿いに出て少し登ると左から枝沢が入ってきており、それを詰める。まだ朝で雪は締まっているからいいピッチで登る。稜線に出るころにはもう雪は腐りシールに雪がベッタリつき、とてもシールでは登れずツボ足になる。膝、ちょっと急になると腿まで潜り、二―パッドを当てながらの苦しい登りになる。まるで新雪のラッセルだ。1350mまで来ると多少斜度も落ち、気温も下がり何とかシールで団子になりながらごまかして登る。樹林帯を抜けて山頂まで近いのに、1930m・・・風が強く吹き飛ばされそうで下山することに決める。スキーを履くか?迷ったが、風で持って行かれそうなのでとりあえずツボ足で下山。ツボ足でも後に雪ダルマとなって雪が崩れる。100m位下りてスキーを履く。途中で2パーティ会う。スキーで下りるのはあっという間だ。

コースタイム
下大戸沢スノーシェッド出口6:10→1100m7:00→1350m9:00→1930m11:30/50→スノーシェッド1:10

(武部 記)


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