Last Update : 2011/02/08  戻る

飛騨沢

2001年3月30日 小雨後晴れ

メンバー:長谷川

新穂高温泉の一番奥の駐車場を5:30に出発。除雪は小鍋谷1200mまで。小雨の中、1m近い雪に覆われた林道を行く。7:00白出沢からは沢底に降りる。何日か前の短板トレースが2つ、滝谷出合いまで続く。小雨も止み、陽も差す。昨晩まとまった雨が降ったが、結構冷えており雪は落ち着いている。チビ谷〜滝谷間の沢の出合いは古いデブリの山だが、その後積もった雪で表面は滑らか。9:30槍平へ。小屋の屋根には、まだ2mの雪。2000mから上は腐った新雪が10p程。飛騨沢はデブリなくきれいな雪だが、板が潜り結構疲れる。陽が照って汗だく。上部の雪は硬めで、今回は槍の肩直下の斜面を登って滑ることに。急斜面はツボ足で直登。双六方面を覗きたくて、左の稜線に出る。へたり込んで休息。双六が素晴らしい眺望。眼下には千丈沢。槍の肩直下に戻るが、2950mでアイスバーン気味となり、打ち止め。

14:00滑降開始。雪は重くて滑りはつらい。ハーフパイプ状のきれいな斜面が左にカーブして延々と続く。振り子のように左右に往来しながら高度を下げ、40分かけて槍平へ。休まず滑るが、板が潜ってスピードは出ない。デブリ地帯の雪は落ち着いている。チビ谷を過ぎて沢底を離れ、夏道沿いに15:20白出沢。後は林道をタラタラ滑る。16:30に駐車場着。

(長谷川 記)


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