Last Update : 2011/02/10  戻る

燧岳(尾瀬)

2002年4月14日 晴れ

メンバー:武部他3名(実質他1名)

H氏とH氏の奥さんは初めから山頂まで行かないからということなので、N氏と先を急ぐ。ヘアピンカーブの南側の小さな沢で車道から離れ、シールを付けて登りだす。再び車道が来るが、かまわず尾根を登る。急なのでツボ足になる。ヘアピンカーブ終わりの所に出て休憩していると、H氏夫妻が追いつく。苦労して登った割にはあまり時間短縮にはなっていないようだ。

ブナ平らしきところから東田代のコルを目指して車道から離れていく。少し進むとシュプールが現れ、それに従って進む。登るに従い、斜度が急になりシュプールは左右の尾根に逃げていくが、そのまま登る。雪はグズグズで割と新しい小さなデブリもあったが、富士山の様に下がなだらかなので全体としては安定しておりこのまま詰めた。帰りは雪崩を誘発しそうなのでここを滑る気はしない。登りきったところで一息。少し進むとまたシュプールに出会う。樹林帯が終了する頃から、山頂が遠くに見える。斜度も急だが新雪が1p位あったためか、割と高度を稼げ思ったよりも早く早く山頂に着いた。会津駒、平ヶ岳その他いろいろ良く見えた。たくさんの人が賑わっている。

滑降は、ちょっと重い新雪にシュプールを描けて満足する。樹林帯にさしかかる。できるだけ木のないほうに行こうとすると雪が太陽でグズグズになっていて気味が悪い。積極的に木の中の日陰にルートを取る。東田代に出ると登った時より随分東に出た。左寄りに進むと、シュプールが右寄りに行っているのを見つけるがそれとは別れ、登った沢の右岸の尾根を狙う。が、急いでストップ。東寄りにルートを取り一旦メッパラシ田代に向け再び沢沿いにルートを取る。また、たくさんのシュプールと合わさる。ブナ平付近からシュプールを離れ、車道に出て渡れるところを探して渡り、車道に沿ってヘアピンカーブ上まで滑る。

後からわかったことだが、モーカケ沢の南側を行けば七入り山荘まで滑れたとのこと。まー、自分にとって確実で安全なルートのほうが、わけも分からずにシュプールを追うよりもいいと思う。下手すれば登り返しになり、遅くなってH氏夫妻に心配をかけたら問題になるのだから。何しろ天気良くて良かった。視界が悪ければとても行けない。

(コースタイム)
七入り駐車場8:30→ヘアピンカーブ上9:30→東田代直下11:10/30→燧岳1:10/40→ブナ平2:30→七入り駐車場3:30

(武部 記)


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