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立山 浄土山
2002年11月09-10日
メンバー:L.槙田、長谷川

11月に入ってから冬型の気圧配置で強い寒気が日本列島に入り込み、山沿いの天気予報は軒並み雪マーク。気分はすっかりスキーモードに・・・。勢い余って立山に行ってしまいました。

11月9日 土曜日

扇沢は山スキーヤーやテレマーカーでさぞごった返していると思いきや、スキーヤーは我々だけ。一方例年なら紅葉シーズン真っ只中ということで、ツアー客は100人以上の長蛇の列だった。案の定、発券所では上は猛吹雪とのことだが、日曜日には天候が回復するのを願いつつ室堂までの切符を購入。結局除雪作業が遅れて、昼頃みくりが池温泉に着いたものの視界はゼロ、猛吹雪でスキーどころではなく、この日は温泉三昧となってしまった。

11月10日 日曜日

風はやんだが、ガスが濃く10m先も見えない。折角ここまで来て温泉だけではもったいない、ということで天候回復を待ち、室堂後方の浄土山に登ることにする。
10時過ぎ、自然保護センターと室堂山荘の間の夏道沿いのコースを登る。さほどのラッセルも無かったが、進行方向の山も谷も全く見えず、気が抜けない。雪質はウインドパックされた上に10センチくらい湿った新雪が積った程度。滑りにはあまりよくないそうだ。2600メートルを越えたころから急激に風が強まり斜度もきつくなってきた。ツボ足に替え、頂上着12時15分。天候は回復する様子も無く、何処までが頂上で何処からが空なのか全くわからない。結局一の越へ抜けるルートはやめ、自らのトレースをピストンすることにした。司会は更に悪くなり、ツボ足でも足跡を見失ってしまう。やはりピストンで正解だった。
室堂ターミナル着14:00。ボーダーが一組、雷鳥沢を目指したそうだが、やはり途中で引き返したとのこと。初滑りにしては、少し無理をしてしまった。
〔コースタイム〕
室堂ターミナル10:15→頂上12:15→室堂ターミナル14:00

長谷川記

 


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