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妙高赤倉山
2003年1月3日
メンバー L.長谷川、鈴木、槙田

1月3日(土)曇り
日頃の行いが良いのか、元日、二日と天候に恵まれすぎて滑りは今ひとつ。お手軽にこのストレスを解消できそうな、妙高の前山へ行くことにした。車中泊も覚悟で前日に白馬から妙高へ移動。黒姫の定宿「樹香」へ連絡を入れたところ、ラッキーなことに一部屋だけ空いているとの事。正月早々また美味しい蕎麦や天ぷら、牛タンのホウバ味噌焼きを堪能した。
宿ではすることも無いので地図を眺めていたところ、よく見てみると前山の隣、赤倉山に伸びる尾根の中腹に樹林帯がまばらでパウダーが期待できそうな斜面を発見!早速明日は赤倉山を行くことにした。
翌朝は濃霧。妙高カヤバスキー場からリフトを乗り継いだが、次のリフト乗り場が分からないほどのひどい濃霧。ゲレンデで遭難してしまいそうだ。一番上のリフトは動いておらず、ゲレンデをシール登行。どうやら期待の妙高も気温が高く雪質は硬く重たい。林道を越えると、いつかは入ってみたいと思っていた地獄谷温泉からモクモクと蒸気が上がるのが見えた。前日のものだろうか下りのトレースも数本確認できた。
下りは標高2000m付近まで尾根を詰めたところから滑り始めた。見た目以上に藪が混んでいて、滑るというよりも伝い降りると言った感じだ。雑木林の中を蔦と格闘して気付いたら林道に着いていた。後は自分達の登りのトレースをなぞり、ゲレンデへ戻った。
写真や地図では非常に良さそうな斜面に見えたが、樹林帯はまだ育っておらず、滑りには全く適していなかった。樹木の種類まではチェックしていなかった。そういう意味ではいい勉強になった。やはり、前山のような環境の整ったところはそうそう無いと思った。

槙田記
 


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