Last Update : 2004/08/22  戻る

神楽峰

2004年3月14日、15日
メンバー 作野 晃一

3月14日(晴れのちガス)
 東京を午前5時30分に出て関越を順調に飛ばし三俣スキー場駐車場に午前8時30分着。 55歳からシニア券が購入できると聞きシニア2日券を買う。9時頃のゴンドラで神楽に向かう。ゴンドラを降りてビックリした。昔来た時と様変わりである。とにかくゴンドラすぐ脇の高速リフトに乗った。田舎くさかったゲレンデはすっかり洗練されたゲレンデに様変わりし、長い長いダラダラした神楽への連絡リフトはなくなり、そこもゴンドラに変わっていた。このゴンドラが高い。1000円もする。しかし、2日券を買ってあるので安心である。和田小屋に到着。ここでもアッと驚く。前来た時と全然違うではないか。和田小屋の前は広々と開けていて以前の面影はない。とにかく、リフトに乗るため小屋の下へ回り込む。ようやく10:00頃最終リフトの上(下の芝)につく。(その上の「上の芝」へ行くリフトは動かずのリフトであるそうな。)そこから、シールを着け歩く。昔はこの辺で雪洞を掘って遊んだものだという思い出がよみがえった。好天である。今日の目的である中尾根が輝いている。まだ一人も滑っていないようである。このままでいて欲しいという願望が頭をよぎる。左手は田代に続く尾根である。こちらはシュプールが2〜3筋ついているがいい斜面である。上の芝まで約30分。その上は木立がない。ゆっくりと神楽峰に向かう。今年初めての山スキーである。神楽峰本峰までは行かず、手前のピークで止める。苗場山が間近に迫る。断崖絶壁がすばらしい。目を転じれば正面に平標山が綺麗だ。若者ボーダーが数人休んでいた。挨拶をして苗場山をバックに写真のシャッターを押してもらう。中尾根への鞍部に滑り込む。雪質はまあまあである。ここから中尾根の付け根のピークまでスキーを履いたまま登る。ここまで天気がよかったが、休んでいるうちに見る見るガスが上がってきた。中尾根上部まではまだガスがなかったが、一番美味しいところを過ぎた頃から一面のガスに覆われた。後はかって知ったる沢の中のコースであるがとにかく見えないので、和田小屋まで慎重にゲレンデの音を頼りに右へ右へとトラバースした。昼頃和田小屋手前のゲレンデに飛び出した。
和田小屋で食事にした。生ビールを飲みながらガスの晴れるのを待ったが、晴れないので、午後1時半下山に決めた。



3月15日(晴れのちガス)
今日も中尾根を滑る。ただし、今日は初めて山スキーをする人が1人いるので、ゆっくり登る。中尾根は昨日人が多く滑ったのでズタズタである。今日は昨日の斜面を止めて、中尾根の先端まで行って沢に降りることにした。しかし、こちらは良いように見えたが尾根からの下りが結構急で、表面湿雪雪崩が起きた後があった。初心者の人は山形生まれで下駄代わりにスキー板をはいた人とかで、兼用靴でも何の問題もなく滑っている。スキー靴より柔らかいのがあっているとか行っている。不動の最終リフト乗り場下で昼食休憩。後は、和田小屋まで流して終わり。和田小屋で乾杯して下山。
 

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