Last Update : 2004/10/08  戻る

小遠見山
2004年3月28日
メンバー:菅沼、賀来

3月28日(土)快晴

東京発の新幹線を利用して日帰りで小遠見山へ登ってきた。晴天に恵まれ、絶好のスキーハイキングになった。
朝7時過ぎの新幹線に乗り、長野駅から連絡バスで白馬47スキー場に着いた。初めてのスキー場なので位置関係とかが良く解からない。とりあえず着替え、不要品をロッカーに預け、ゴンドラで上に登る。短いゴンドラでアルプス平へは行かなくて、リフト2本を乗り継いでアルプス平へ登る。あと1本のリフトで地蔵の頭直下の出発点に着いた。結果的に左から回りこめたのだが知らずに正面の急な斜面をつぼ足で登ってしまった。大勢登っていたせいもあった。ここから少し下った鞍部が登り開始地点だった。少し腹ごしらえをし、一寸でも滑ってと思いスキーを付けて下ったのだが、その間にスキーを引いていた賀来さんがそのまま下ってしまう。滑り始めてすぐ賀来さんに追いついたが、その時は片方のスキーを流してしまった後だった。1本のシュプールが谷に向かってまっすくのびていた。ここで賀来さんとは別々に行動し、小遠見山へ向かう。
すでに大勢が登っていてつぼ足で登る。天気がよくやたら暑い。日焼け止めを持っていないのですこし気になる。3ケ所ほど小さなコブを乗り越すが、少し狭くなっている。あとは広い尾根を小遠見山まで登る。北側の斜面は雪がとけず、南側の斜面は強い日射でベトベト状態て後の滑りが心配だ。2007メートルの小遠見山からの展望は雄大で目の前の五竜、鹿島槍をはじめ北から南まで3つの槍ヶ岳が展望できた。ボーダーがスノーシューで団体で登っていた。結構長い時間休んで、滑降開始だ。テレマーカーが2人先に滑っていく。最初のコブまでの緩斜面はソコソコ滑れたが、コブの回り込みに苦労した。何とかスキーをはずさないで滑って下ったが、最後の斜面は斜滑降キックターンもままならない最悪の雪質で何回も転びながらゲレンデに下った。テレマーカーは最初のコブで早々にスキーをはずし、歩いて下っていた。
アルプス平でトイレに入り賀来さんをさがすが当然見つからない。とりあえずゲレンデのレイアウトがよく解からないが出発したゴンドラ駅を目指す。一番上のゲレンデ以外は春のザラメ雪で、足をとられ非常に滑りづらい。一番下のゲレンデでは足の疲れも相まって最悪の状態で滑ることになってしまった。結局小遠見山からゲレンデ下までほとんど休まずに滑った訳だが、約1時間かかった。レストランに賀来さんはいず、外で日向ぼっこをして待った。もう一度ゴンドラに乗ってゲレンデを滑る気には全くならなかった。
その後賀来さんと合流でき、連絡バスで長野へ行き、新幹線で帰った。
賀来さんとは初めての山スキーだったが、噂通りのアルコール好きに驚いた。

菅沼記

 


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