Last Update : 2004/10/08  戻る

神楽峰
2004年4月10日
メンバー:菅沼


4月10日(土)快晴

朝7時過ぎの新幹線で日帰りだ。越後湯沢からかぐらシャトルでスキー場へ。駐車場が一杯で相当の混雑を覚悟したが、ゴンドラもリフトもすぐに乗れ驚くほど順調に和田小屋へ登る。すぐにスキーをはき高速リフトに乗る。残念だが上の芝への第5リフトは営業していない。リフト終点の下の芝で腹ごしらえをし、シールで登る。先々週の小遠見山とは大違い、どこでも滑れそうな斜面が広がっている。今日も大勢のボーダーやらが登っている。約1時間の登りで中尾根の頭に着いた。大勢が休んでいて、ここでコーヒーを沸かしてゆっくり休む。今日はヘリスキーをやっていてヘリコプターが盛んに飛んでいて、霧ノ塔の向こうの山で降ろしているのが良く見える。どのように滑るのかがちょっと気になった。ほとんどの人が中尾根を滑って下っているが、霧ノ塔の急斜面を登っている人が結構いた。あの大斜面をシールで大きくジグを切って登っている勇気のある猛者も見えた。結構雪が締まっていて案外安全なのかなとも思う。
先々週滑ったとはいえ久しぶりのスキーなので慎重に滑り出す。一人だと早い。上部の緩斜面を快調に滑り、右側の谷に滑り込む。スピードターンはできないので、ゆっくりとシュテムもどきで滑る。何とか回転のできる雪質なのが良かった。小遠見山のどうしようもない悪雪と比べ、今日の雪質はそこそこだ。ひと滑りでかぐらのコースに出てしまい今日のスキーハイキングは終了した。コブと足のとられるザラメ雪とに悩まされたが難なく和田小屋へ下った。山頂からここまで立ち止まる位で休まずに下り、更に小屋下のゲレンデを数回滑り、ロープウェーに乗りバス停へ下った。バス停に着いたときには足がパンパンになってしまい、歩くのが辛かった。更に路線バスがすぐにあり、大慌てで帰りの準備をしたのにも往生させられた。行きのシャトルは200円、帰りの路線バスは470円合計670円これが駅から使ったお金の全てだった。これではコース外を滑る人々を敵視するゲレンデが増えているのも納得できるというものだ。湯沢からはすぐの新幹線で帰京した。
最近カービングの板を新調した。シーズンが終了した後は板を探すのも大変でお茶の水のビクトリアで170センチのカービングで一番安い板を買った。要はダメモトということだ。金具はバーチカルに付いていたディアミールを外し、自分で取り付けた。久しぶりだったので穴を明ける感覚が難しかった。ディメンションは107・73・96で相当幅広だ。シールは当然合わないが従来のものをそのまま使用することにする。スキーに穴を明けて気がついたのだがどうもグラス系の板のようで金属片が出てこなかった。
GWに試して見たかったが断念したので、そのうち一切経山や月山で試してみたい。とりあえず大雪渓には行かないつもり。

菅沼記

 


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