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蓮華岳大沢右俣滑降
2004年5月22日
メンバー:松田他1名

前夜(12:50頃)扇沢駅前の無料Pに入り、車中泊した。眠気を押し返して何とか6:00に起き、手早く仕度して6:40に出発。扇沢駅周辺の道や山腹には雪がほとんど見当たらず、イヤーな予感。
案の定、途中ほとんど雪はなく、篭川の流れも相当な水量で、小一時間で着いた大沢出合の最終堰堤越しに見通した針ノ木雪渓の無残な姿に、思わず愕然!特に下部は完全に割れていた。(7:30)
それでも登って行く人達がバラバラ見えるが、我々は針ノ木雪渓の滑降は止めることにした。此処で蓮華岳からは針ノ木雪渓に合流する大沢を見通すと、ズッと雪がつながっているようであるので、急遽これを登って滑ることに変更した。(7:40、1630m)1850mの左右俣合流部まではシール登行、ここより右俣にはいってゆくが、斜度がグングンと増すので、アイゼンを付けてツボ足で登る。(8:30)
今日は、相棒が18:00までに熊谷へ戻らねばならないので、折り返し点を10:30到達点とした。2530m点で予定時間となり、稜線(約2700mも間近に見えたが此処から滑降することにする。サァ、大沢出合まで標高差900m、斜度30度超の急斜面を一気滑りです。今年準指導員資格を取った若い相棒はさすが切れ味の良い滑りでドンドン落ちていきますが、至福の時はホンの15〜20分です。いつもながら。出合から出来るだけスキーを使って、11:55に車に戻って今回の山行も無事終了。
ところで、「薬師の湯」で入浴していたら、なんと湯船の中で針ノ木雪渓を滑ってきた梅原さんにバッタリ出会う。ほぼ同じ様な行動パターンだったみたいで、我々が針路を変更しなければ山上で会えたかもしれなかった。後はいつものように「野の花」でソバを食べて帰路についた。

〔行程〕
熊谷21日21:45→扇沢P着24:50/同所出発6:40→大沢出合7:30/7:50→1850m8:30→2530m10:30/11:00→扇沢P11:55/12:20→薬師の湯・野の花13:55→長野IC14:40→熊谷16:50

松田記

 


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