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白馬乗鞍岳(納会定例山スキー)
2005年5月22日 晴れ

メンバー 梅原、他7名

前日の土曜日昼12時の特急で東京を出発し松本で大糸線に乗り換え夕刻白馬大池駅に着いた。新宿松本が3時間弱プラス大糸線鈍行で2時間と松本からの時間が大分かかった。でもいいことが、残雪の山々がゆっくり眺められたことだ。ホテルの車が迎えに来ており苦も無くホテルに着いた。ゴンドラの隣のホテルで便は非常によさそうだ。久しぶりにホテルに泊まる山スキーだ。飲みなれない日本酒を少し飲みすぎたようだ。

翌22日これまた久し振りの朝ごはんを食べてしまう。どうも朝ごはんを食べると調子がいまいちになるので少し不安だ。オフシーズンとはいえゴンドラ券が付いて1万円弱は安かった。始発のゴンドラに乗り入山する。白樺まで車で入れ、そこから乗り込むスキーヤーが結構いた。栂の森でゴンドラを乗り換える。少し歩かされる。栂池へは5分だ。このゴンドラに乗れるとは全く意外だった。

見覚えのある成城小屋の前まで歩けば、一面の雪原でここからシールで登る。下部は結構木が混んでいて滑り難そうだ。途中で早い人、遅い人てんでバラバラに登る。樹林帯を抜けると広い急斜面が待ち構え、シール登りに難儀する。天狗原の一角に登れば傾斜が緩くなり一息つける。我がパーティの先頭は乗鞍の急斜面を既に登り始めており、追いつくことはあきらめる。ここで賀来さんが来るのをまち、一応確認をして再び登り始める。今日は30人ほど登っているようで、ほとんどがテレマークスキーヤーだ。みんな上手なのに驚かされた。

つぼ足で先行しているので、その後をスキーを引いて登る。下から見上げると急で長く見えるが、急斜面だが登ってしまうと大して時間はかからなかった。乗鞍の広い山頂の一角に11時半過ぎに着いた。はいまつの上でどっかりと休む。皆は今頃どこだか見当もつかない。12時ころには下山しようかと思っていた。

雪原の反対側が山頂への取り付きで人々が登ったり降りたりしている。そのうち2人が降りてきてデポしてあるザックに戻ってきた。半信半疑だが合図があり、こちらも合図を返す。

ここで初めて合流できた。寒いので下山と思っていたら、すぐ下の斜面を賀来さんが登ってきており、ここで合流する。ゆっくり休憩して下山する。夏道側の斜面を天狗原までまっしぐら、でも雪質はイマイチで足がとられ滑りずらい。斉藤さんがテレマークで快適に滑っている。それでも良かったのはこの斜面だけで、天狗原の下の斜面は雪面の凹凸もさることながら人たちの登った跡とかでさんざんなスキーになった。その下の樹林帯は散々な滑りでやっと成城小屋に着いたときは本当にほっとした。

先行パーティも栂池小屋まで下山しており、ロープウエーで待ち合わせし、ホテルへ下山した。ひとふろ浴びて(お湯がぬるかった)白馬駅まで斉藤さんに送ってもらい帰京した。

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記 菅沼
 


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