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八ヶ岳・赤岳
2005年7月22日
メンバー:作野

7月22日(晴れ時々曇り)
冬の山スキーのための体力作りに八ヶ岳の赤岳に行ってきました。
前日朝10時高島平を出て、首都高速・中央道路を美濃戸口まで約5時間でした。八ヶ岳山荘に泊まる予定が、宿の人の勧めで、一番奥の美濃戸山荘まで悪路を車で入りました。ここで歩き約1時間往復2時間儲けました。駐車場は4台しか入れない小さいものでした。しかし、夏休みの始まりにもかかわらず空いて、幸運にも私で丁度満車でした。また、小屋に泊まる人も私を入れて5人ということで夏山の混雑を予想してきた私にとっては意外でした。特に驚いたのは小屋のトイレで、なんとウオッシュレットであることにはビックリ!昔の山小屋とは隔世の感がありました。

翌朝、5時45分起床。6時から食事。6:30出発。南沢沿いに行者小屋を目指す。途中、標高2125mで小休止、行者小屋8:05通過。行者小屋からは地蔵の頭を目指し登る。途中から急斜面になる辺りから視界が開け阿弥陀岳が大きく右手に、正面には横岳の岩峰が圧倒してくる。

地蔵の頭に突き上げると、右手に赤岳展望荘越しに大きく赤岳が迫ってきた。頂上小屋までは急斜面である。残念ながら左手はガスが湧き上がり富士山は見えない。



頂上に9:25着。百名山にも関わらず平日のせいか人は少ない。頂上には親子連れが一組のみ。しばし展望を楽しむ。横岳・硫黄岳への縦走路はアップダウンが大変そう。権現岳へのキレットも大変そう。中高年にとってはそういうところは止そう。
帰りは、文三郎道を降りることにした。最初の下りは結構厳しい岩の間を摺り抜ける感じである。したから一人女性が登ってきた。上りも大変そうである。キレット小屋への別れ辺りから上を見上げると厳しい岩峰がそそり立っている。文三郎道の下りも急で2回ザレバで足を取られて尻餅をついてしまった。後傾でバランスを崩してしまう。途中多くの高山植物が花をつけているのを楽しんだ。コマクサも見られた。



下りは、2ピッチで行者小屋に10:37着、美濃戸山荘着12:00でした。大いに脚の疲れを感じた。

作野記

 


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