大津岐峠(会津駒の隣)手前のピーク
2005年5月4日 晴れ メンバー:武部 キリンテ周辺にはまだらに薄っすらと雪があるが、ここからシールを付けて登るほどには積雪はない。どうしようかと迷って運動靴で少し行ってみる。日蔭は思ったより雪があるので、戻り準備して登ることにする。 少し行くとルートが分からなくなり、小さな沢(幅は狭いが濁流)を渡るのかどうか随分考えてしまった。少し戻って沢を渡らずに登れることが分かり進展する。その小さな沢(幅約2m)に木の橋が傾いてかかっていた。あと最後の一歩で滑ったが、その瞬間にしゃがんだので残って落ちずに済んだ。ヒヤッとした。 沢沿いは雪があるが、いつ上からブロックが落ちてくるかわからないのでしばらくツボ足で行く。途中大きなブロックがあるがもう何日も経っている感じがした。夏道(雪で消えている。)はもうしばらく沢をまっすぐ登るが、右岸の沢がとてもよく見えたので、これを詰めることにする。木が多く石、ブロックの跡が全くない。わりと広い。つまり安全の条件が結構揃っていると感じた。しばらく休み、空身でここからシールを付けて登る。でもかなり丈夫でだんだん急になり滑落しそうなのでシールを外す。ツボ足になって尾根に出る。稜線で2m位の雪庇があるが安定している。尾根は広く次の小ピークまでシールで登る。誰もいない静かな所。熊がいなくて良かった。天気も良くのんびりする。 下りは快適。稜線直下はちょっと緊張する。障害物(木)が多いがそれでも快適に滑ってザックまで行く。あとはツボ足でブロックに注意して降りた。 [タイム] キリンテ11:00−−−分岐(1170m)12:00/12:20−−−1600mピーク1:20/1:40−−−分岐(1170m)2:00/2:20−−−キリンテ2:40 武部 記 |