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前日光 地蔵岳・夕日岳・薬師岳
2006年10月21日(曇り)

メンバー 菅沼

以前からこの前日光のハイキングコースの存在は知っていたのだがなかなか実現できずにいた。
最近万歩計機能つきの携帯に変えたのでそれを持参する。浅草を朝7時10分の快速に乗ると新鹿沼で古峰神社行きのバスに乗れる。浅草に7時に行くことは結構大変で、結局新日本橋から銀座線で浅草駅へ行く。7時30分の特急は満席なのでそのまま快速にのる。途中で混雑したが2時間ほどで新鹿沼に着く。
ここでは数人のハイカーが下車しただけで、みんな日光・鬼怒川方面へ向かった。この程度の人気の山ということか。まあ大勢いるよりは少ないほうがいいのだが全然いないのも困る。駅前からバスに乗ったのは僕も入れておじさん6人と高校生5人ほどだった。ハイカー全員が終点の古峰神社で下りた。初めてなので神社にお参りしてから入山する。この神社鳥居は普通だが神殿の造りが妙で行くとどこが神殿なのかが分からずうろうろしていると。あった。解り辛い。100円も入れて道中の無事を祈る。神社を10時15分に出発する。
コースは車道をしばらく登り左に三岩への登り口を過ぎて右側の林道に続く。この入り口で万歩計を拾う。リセットして持ち歩く。どのくらい誤差があるか試そうとした。砂利の林道を登る、途中解りにくい所があったが一番踏まれている道を進む。1時間ほどで左からの沢を越える水場に着く。全身汗ビッショリ、冷たい水がおいしい。すぐ上に大きな滝も見える。ここで先行した3人に追いつき、万歩計のことを言うと、僕のだという人がおり素直に返し誤差の確認は中止した。ここからも稜線のハガタテ平まで沢の中の道を行くようなもので水はたっぷりあった。暗い樹林帯を急登するとすぐにハガタテ平に登りつく。ここで大体12時、もちろん誰もいない。右手の広い尾根を登るのだが、地蔵岳直下で右の何面にコースが付けられ南の尾根から地蔵岳山頂に登った。先ほどの3人が休んでいた。潅木があってあまり展望が利かない山頂だ。西側の足尾側に向かって腰を下ろす。対面の山が時々ピカッと光るので何かなと考えていたら、この前とおった金精峠の車のライトが光っているのがわかった
あまりゆっくりできず、夕日岳に向かう。潅木の稜線を行くとすぐに三ツ目という分岐に着く。そのまま右手の夕日岳へ進む。この辺はすいすいと歩ける。13時夕日岳着。ガスが出てしまい展望は全く無い。頂上の標識の写真をとり三つ目へもどる。三つ目で5人のハイカーと出会う。往復に20分ほどかかってしまう。1時30分に三つ目を出発する。今度は薬師岳に向かって稜線を北上する延々と続く細い道のアップダウンで4つのピークを越えた先に祠があり、薬師岳に近づいたのが解った。すぐに薬師分岐で薬師岳に2時30分到着する。ここはさっきと違って近かった。すぐに分岐にもどり細尾峠へ向かう。この辺一帯の山が崩れ易い地質のようで、ここからの道も例外ではなくやたら崩れそうなルートだった。途中で稜線を越えて崩れている所もあったり慎重に下る。
バスは15時50分なので余裕と思っていたが細尾峠に着いたのが3時、休むまもなく舗装された旧道を足尾側に下る。途中小走りに急いで15時40分栃木平バス停に下山した。すぐに日光行きのバスに乗れ、日光から快速で帰京した。紅葉は進んでいるが全体に植林が多く所々に赤く紅葉した木が見える程度だった。
菅沼記


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