Last Update : 2007/07/10  戻る

富士山(須走口より)

2007年5月27日 天候:晴・強風

メンバー:梅原(単独)

 前夜山中湖平野にある友人の別荘に宿泊。早朝車で登山口に(有料トイレは施錠されている。茶店のトイレを使わせてもらおう)。6時20分登山開始。夏の混雑時のためだろうが、下部の登山道は明確に登り専用と下り専用に区別されている。またも右側尾根沿いの登山道を取ってしまい、立ち木にスキーが引っかかる愚を繰返してしまった。
 雪は標高約2,200mから現れ、約2,600mからキックステップ゚、約2,900mからアイゼンでスキーは紐でぶら下げた。山中湖が霞んで見えるのは黄砂のためらしい。午前11時。標高3,650mを越え頂上は目前。しかし風は更に強くなり、上部は霧が出てきた。ピークハンターじゃないんだからもういいや。ということで滑降開始(11時25分)。
 雪が凍結しているので、スキー装着に苦労した。滑り出しはアイスバーンなので、慎重にターンし緊張したが、標高200mも下ると雪は柔らかくなり、大斜面を思う存分楽しんだ。沢に向かって滑ると、標高2,500mぐらいまで滑降出来たので、標高差1,100mあまりを
滑ることが出来た。記録的暖冬と雪不足のシーズンで鬱屈気味あったが、ここ富士山では雪がまだ豊富だったので、今シーズンを気持ち良く締めくくり、鼻歌交じりにスキーをしまうことが出来た。(滑降終了12:10・登山口到着13:25)
      
 
 






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