Last Update : 2008/01/28  戻る

利尻山

2007年9月4日(火)〜9日(日)
メンバー 西川
 
勤続25周年で4週間のリフレッシュ休暇が取れた。一週目は帰省して特養にいる親の様子を見、墓参りと親戚回り。以前、ケアハウスにいた時は、部屋の掃除は入居者がしなければならない。やむなく二ヶ月おきに飛行機で帰ってトイレ掃除していた。特養に移ってその点は楽になった。
二週目に青春18切符で利尻に行くことを考えた。計画してみると道内を各駅列車で移動するのは大変で、東京〜利尻間に片道3日はかかり、必ずしも安上がりにはならない。東日本だけを動くなら、青春18切符より北海道&東日本パスが有利な点も多い。結局、行きはANA超割 \13800、帰りはJR北海道&東日本パス \10000、宿泊はユースホステルにした。

9月4日(火) 晴    東京->利尻島
ANA573で東京〜稚内。フェリーで利尻。港で「お帰りなさい。」と利尻グリーンヒルYHのお迎え。ここは夕食は出ないので、コンビニの弁当を買ってきて食べる。朝食は出るが、コンビニで買ってきている人が多い。
 
 
稚内出航

 
利尻が見えてくる

9月5日(水) 晴    利尻山鴛泊コース往復
 YHでも登山口まで送迎してくれるが、ガソリン代が500円いるし、歩いても1時間なのでYHから歩く。昨夜のミーティングで、男の友情で一緒に登りますよね、と言われその場仕立ての三人で出発。四合目でテント泊の人が加わり、本来は見ず知らずの四人で登る。このメンバーがなんともハイペース。先行者を次々追い抜く。
標高を上げて尾根に出ると海も見え展望がよくなる。礼文島は近い。北海道も見える。うっすらと見えるのはサハリンだろうか。長官山まで登れば頂上はすぐ近くに見えるが、九号目には「ここから正念場」と書いてある。確かに道は深い溝になり崩れやすい瓦礫だが、さほど困難なわけでもない。あっさり頂上。最高点の南峰への道はロープで止められている。まだ早く風もないのでのんびりする。1時間20分過ごし、名残惜しいが下山開始。海岸近くのYHまでは長い。一緒に登った四人はそれぞれの旅路へと散って行く一期一会の山行だった。

礼文島はすぐ近く


長官山


九合目


頂上直下


南峰


ロウソク岩


頂上で利尻登頂四人組


頂上


仙法志公園


利尻グリーンヒルYH

コースタイム    9/5 利尻グリーンヒルYH 4:05 -> 野営場 5:03 ->甘露泉水 5:15 -> 四合目 5:38 -> 五合目 6:08 -> 六合目>6:27目 6:48 -> 長官山 7:39 -> 九合目 8:20 -> 利尻山 9:12/10:32 ->九合目 11:12 -> 避難小屋 11:42 -> 七合目 12:49 -> 野営場 14:44 -> 利尻グリーンヒルYH 16:15


9月6日(木) 高曇り    利尻島一周サイクリング
 台風9号が近づいているが、予報では北海道に来るのは9日。それなら明日のフェリーは大丈夫だろう。せっかく利尻島に来たのだから島一周サイクリングをする。曇ってはいるが雲は高いので一日中利尻山は見えていた。時計周りに名所を見ながら一日かけてゆっくり一週。

9月7日(金) 曇後雨    利尻島->札幌
 昔はYHは港で見送りの踊りをした、いや踊らされて恥ずかしい思いをしたらしいが、そういう様子は全くなかった。夜中から風が出て、朝はかなり強いがフェリーは運航。かなり揺れた。稚内から東京までの各駅列車の旅がいよいよ始まる。しかし気になるのは台風9号。本州沿いに北海道へと北上して来る。こっちは南下するのだからどこかでぶつからないはずがない。しかも東よりのコースだから、はまなすの通る室蘭本線こそ危なそう。稚内、名寄、旭川、岩見沢、札幌まで来て、やはりはまなすは運休。やむなくカプセルホテルに泊まる。

9月8日(土) 曇    札幌->海峡
 昼間、各駅列車で移動しても乗り換えがよくないので、今夜のはまなすに乗ることにし、昼間はブラブラする。22:00発の1時間50分前に行くと列の6番だった。自由席も満席になった。

9月9日(日) 晴    青森->東京
 早朝の青森に着き、八戸、盛岡、一関、小牛田、仙台、福島、黒磯、宇都宮、上野と乗り換えて深夜帰京した。

これで二週間が終わった。後はたいした予定もなく、家事手伝い?とTOEICに向けて頑張る? だが、この九月は真夏と同じで何をするにも暑すぎた。9月のTOEICテストはこれまでと大差なかったが、11月はかなりスコアアップしたので、休暇の効果もあったのかも。            (西川 記)

山スキー同志会のホームページへ