Last Update : 2008/02/27  戻る

尾瀬ハイキング

2007年9月1日(土) 晴れ 菅沼単独

 尾瀬が単独の国立公園に指定された記念で、東武鉄道の山岳夜行が臨時運転されることを知り早速申し込んだ。あまり乗りたくない電車だが仕方ない。会津高原で村長さんの歓迎を受けバスで沼山峠へ登る。記念のお土産を色々戴く。
 今回は沼から沼尻、見晴、原、温泉小屋、裏燧林道を通り御池へ下るルートだ。前回は燧岳、前々回は至仏山に登っているので、今回は山には登らない。6時半過ぎに出発してすぐ大勢の先行者に悩まされる。ピッチが全然合わない。少しずつ追い越しながら先に進む。大江湿原で右手へ沼沿いの道に入り、燧ケ岳への道を右に分けきれいな木道を快適に歩く。7時半、沼尻で一休み。最初に尾瀬に来たときには沼にポンポン船が運航されていたのを思い出し当時乗っておけばと後悔する。
 沼尻からは樹林帯をひたすら歩くだけの単調な道だ。思ったより時間がかかり見晴十字路までが長かった。ここから東電小屋を経て原を半周するつもりだったが、今年は東電尾瀬橋が通行止めのため、真正面の至仏山に惹かれるように竜宮方面へ進み、途中の休憩場所で帰途に着く9時。見晴十字路まで戻り温泉小屋へ向かう。元湯山荘の前でゆっくり休む10時。ここからは裏燧林道に入る。とたんに木道が腐りそうだったり、一本になったりやや歩きにくい。御池までのタイムは3時間弱なので、急げば12時過ぎのバスに乗れる、と思いやや早足で歩く。残念ながら御池へはやや登りになっていてやっかいだ。渋沢にかかる立派な橋を越えたくさんの湿原を過ぎる。湿原からは平ケ岳方面が良く見える。上田代では木道の上に熊のふんがあり、湿原には熊が寝転がった跡があったり、少し驚かされた。田代坂では暑い中木道の取替え工事をしていてご苦労様だった。バスの時間が迫ってきたので時々走りながら下る。御池田代、駐車場と走り、12時20分、時間ギリギリに御池に着いた。出発寸前のバスに乗ることができた。
 会津高原の駅で帰りのスペーシアの切符を取り、快適な電車で帰れた。
沼山峠から6時間ほどのハイキングだった。



山スキー同志会のホームページへ