Last Update : 2008/02/27  戻る

奈良倉山・オオマテイ山

2007年12月9日(日) 晴れ 菅沼単独

 12月9日がJR上の原駅から小菅行きのハイキングバス最終日なので鶴峠から奈良倉山へハイキングに出かけた。峠への道は途中から細くなりこんな大型バスでいいのかと思いながら初めての車窓を楽しむ。峠の手前から小菅村になっていたのには驚いた。鶴峠で下車した。10人ほどおり人数が多いのにも驚いた。9時半に出発する。
 少し急になり南に回りこんで1時間ほどで奈良倉山に着く。40年前に1度来たのだが当時は踏み跡程度の道しか無い山だったのだが今は大勢登るようだ。富士山の見晴らしポイントで富士を見ながらおにぎりを食べ腹ごしらえをする。ここからはオオマテイ山を回って小菅の湯に下るルートだ。林道経由で30分ほどで松姫峠に着く。ここから上の原行きのバスが発車する。歩き易い道を登り鶴寝山に11時半に着く。ここからも富士山が良く見える。奥秩父の山は名前が解らない。山頂のすぐそばにブナの巨木がありロープで囲ってある。この辺は巨木が多いと案内にあるが興味はあまりないので先へ進む。ガサガサ、大きな音がすると思ったらたくさんの猿が道を越えて逃げていく。結構驚かされた。まあ熊でなかったのが何よりだった。12時過ぎにオオマテイ山に着く。この山は展望が利かない。
 腹ごしらえをしていると寒さが募る。寒いのでそこそこに下山開始する。霜柱を踏みながら北側の道を下る。牛の寝コースの下山ルートを利用する。やや急な道でだんだん早足になってしまう。モロクボ平から小菅の湯へルートを取り1時35分に小菅の湯に下った。ゆっくり風呂にでもと思っていたのが、時刻表で見たバスの時間は平日用で休日のため時間が全然違う。風呂に入る間もなく国道行きのバスが来て、それに乗り国道で奥多摩行きのバスを待つ。バス停のすぐそばに狸の死骸が転がっていたのには驚かされた。田舎だからこんなものなのかなと妙に納得した。ガラガラのバスに乗り奥多摩駅に着いた。
 富士急のハイキングバスは4月から秋までのシーズンの週末に運転されているらしい。来春は御正体山に行って見ようかと思っている。



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