Last Update : 2008/04/26  戻る

巻機山
井戸尾根往復 (4月定例山行)

2008年4月12日(土)〜13日(日)
メンバー L 西川、賀来、菅澤、斉藤(綾)、今村、千葉

4月12日(土) 曇ガス
 西川、今村、千葉は六日町を昼のバスで清水の上田屋に着いた。インターネットでわかっていたのだが、近年建て替えて新しい。時間があるので西川、千葉は付近を散歩したがガスで周りはよくわからない、夕方のバスで賀来さんが到着。夕食は山菜が豊富だった。宿の人の話では明日は好天で期待できそう。

巻機山
4月13日(日) 曇
車で来た菅澤さん、斉藤(綾)さんが、朝合流し、宿の裏手からシールを付け出発。桜坂への林道は清水の少し先で除雪は終わっている。林道沿いに雪の上を進むと、トレースは小沢のスノーブリッジを渡っている。以前沢を渡った覚えはないが。スノーブリッジの先は明るくのびやかな雪原が広がるが、林道は直角に曲がり林の中に消えている。林道をたどれば間違いはないが、大回りのように思え、沢を渡った。結果的には林道のすぐ先が橋だった。さて雪原を進むと先は深い沢で、これが米子沢とすると橋は少し下流だろうから探すとすぐに橋はあった。橋を渡ってすぐ右の尾根に入るはずだがなんだか感じが違う。林道を行くとすぐ先にまた橋があった。これが本当の米子沢の橋だった。確かに米子沢は橋がなければ行けないが、さっきの支流の橋は横の雪上でも渡れる。
右の尾根に入り左に曲がるが、低木も多く正面の井戸の壁もどこを登っても密林だ。左の小尾根も密だが、その上の壁がまだしも少なそうだ。賀来さんは途中でつぼ足にしたが、他のメンバーはシールで登りきった。このころから他のパーティもたくさんわいてきた。井戸の壁の上は傾斜も緩く木も少なめだが、上部の風のうなりが聞こえてくる。
 しばらく登り次のやや急な斜面の1380m付近で賀来さんは自分がいると頂上までいけないだろうからとそこで待つことにする。1500m付近の平地でニセ巻機は正面だがガスでよくは見えない。ニセ巻機の右は雪庇があるようだ。ニセ巻機の急斜面に取り付き1660mでつぼ足にしようとし、ガスが晴れるか様子見する。振りかえると大源太山が鋭い山容を見せている。天気は変わり映えしないのでここで下山することにした。
 最初の一滑りは快適な雪質だった。しかしその下からは重く少々手ごわい。集合しながら滑り賀来さんと合流するとまだ昼食中だった。井戸の壁までは順調に滑る。井戸の壁は木の疎らな所を選びながら下っていく。賀来さんはつぼ足。その先も往路を戻り林道沿いは狭く除雪と段差があるので右よりに行くと民宿より下手に出たので林をくぐって戻った。
 民宿で解散しバス組はタクシーを呼んで塩沢駅に着き越後湯沢から新幹線で帰京した。                    (西川 記)

コースタイム
4月13日(日)
清水 6:03 米子沢の橋 7:05 井戸の壁の上 1170m 9:15/9:35 ニセ巻機斜面 1660m 10:55/11:24 1380m 11:40/12:10 清水 14:05

巻機山
上部斜面

巻機山  
井戸の壁