Last Update : 2008/05/11戻る

八甲田山

5月3日〜5月5日

メンバー:作野他5名

5/3(土)晴れ 八甲田温泉コース
 当初は岩木山を滑る予定でした。『ぶなこ』の”おばちゃん”が、「雪ないよ。キャンセルしていいよ。」と言ってくれましたが、温泉とおばちゃんに会いたくて1泊した。ぶなこの近くの水芭蕉も写真のように生長していました。



 さて、今日はぶなこを6:30に出発し、黒石-城ヶ倉大橋を経て8時にロープウェー山麓駅に到着。八甲田温泉まで雪は何とか続いているとの情報を得て、山頂駅で届けを提出して9:30出発。竹ざおのコース標識に忠実に従う。途中、赤倉岳下部北西面の切り開きで遊んだり、薄緑色の若芽のぶな林の中でお湯を沸かして昼食を楽しんだ。下部は一部1mほど雪が切れているところがあったが13:00八甲田温泉着。



5/4(日)晴れ 八甲田大岳から仙人岱ヒュッテを経て睡蓮沼
 今日も1番のロープウェーに乗り、山頂駅を9:05に出発し、田茂萢岳から寒水沢に降りる。この部分いつもなら真っ白なのだが青森とど松が背の高さまで出ていてその間を滑る。寒水沢に至るトラバースも樹影が濃い中を縫って進む。大岳ヒュッテ直前の沢は大きく窪んでいるので、高巻き気味に大岳に登った。大岳の上部半分は夏道となり、スキーを担いだ。(かって、このようなことは無くほとんど頂上直下まで雪が付いていた。大岳火口の周りも雪がついていない夏道むき出し。



火口に滑り込み、雪のある部分は階段登行で、雪が切れればスキーを担いで外輪山の対岸に着き、2-3mハイマツを掻い潜りやっと雪の斜面に着いた。ここから仙人岱ヒュッテまでは大斜面を気持ちよく滑ることが出来た。
仙人岱ヒュッテの手前の青森とど松の木陰で昼食タイム。(当初地獄湯ノ沢を酸カ湯に下りる予定で湯ノ沢に向かったが沢に水が出ていて滑ることが出来ないので予定を変更してすいれん沼へ下ることにした。
硫黄岳の大斜面を横目に忠実に竹さおに従い14:30すいれん沼着。

5/5(月)曇り 銅像コース
天気予報では、午後は雨。お手軽な銅像コースを滑った。前嶽付近では何度もスキーを脱いだ。雪崩があったと思われる大斜面下部を通過。(樹木も無くかなりな斜度である。)以後はブナ林の林間滑降。コンパスを銅像茶屋にあわせて竹さおの標識も見失わないように滑降するも、鳴沢上部で竹さおを見失った。沢を渡って左岸を行くべき所を右岸を進んだ結果、鳴沢第2キャンプ場の標識のある周回道路に出た。(10:20。銅像茶屋までは歩いて5分の位置。)

作野 記


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