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蓬峠(上越)

2008年4月21日(日)曇り

メンバー:田中

山スキー板を新調した。(08年1月)流行のカービングの板である。締め具はデアミールである。1月28日に入笠山で山スキーのテストをした。山頂直下、板が柔らかい雪の下にあった木に引っ掛かった。板が外れた時に、流れ止めの途中にあるプラスチックの部分が壊れ、ひもが切れてしまった。山道具屋に連絡すると、すぐに取次店から新しいひもを送ってきた。私は壊れたひもを送って事情を調べてもらうことにした。拾層の途中での事故なら大変なことになる。

本格的なスキーの様子を確かめることと春スキーを楽しむということで、駅から行ける蓬峠にした。湯沢から折り返して、土樽で降りた。雪は少なそうである。他に降りた人はいない。山スキーのハイシーズンなのにと思う。どこまで板を担いで行くのだろうかと思う。例年ならは、関越道の資材置き場への橋のところである。

雪が少なく、板を付けられるくらいあったのは、杉林の入り口だった。杉の葉がたくさん落ちていて、厄介だった。林の中で雪が切れ、1mほどの沢を板を付け渡った。

初めの沢が本流と交わる辺りで下ってくる2人組に会った。2人は、取り付き辺りの沢の雪が少なく、ブリッジが薄くなっていて心配して渡った、登りの尾根には雪がついてなく引き返したと話をした。2人に会ったところからは雪がいっぱいあった。右側の山からのデブリもある。尾根への取り付きの手前でなるほど雪が少ない。本流が出ている。今までにこんな経験はない。雪が少ないと、実感する。川に左側を注意深く登り、本流のブリッジの厚そうな部分を選び、ヒヤヒヤで渡った。

尾根に取り付き、少し登ると雪が切れている。無理だと判断し、台地の上まで戻り、昼飯にした。西側の山々が白黒に見える気持ちは春山であるが、残念だった。最近は、蓬峠も峠まではおろか、大斜面の上までも行かないで引き返してきている。

再度、ブリッジを渡り、下る。下りは比較的滑った。杉林手前の沢でスキーを外し、ふきのとう取りをして、杉林の中を強引に歩き、出たところでスキーを取った。

[タイム]
土樽駅8:45→杉林シール付ける9:15→取り付き台地10:30/11:00→スキーを外す11:30→土樽駅12:05/電車12:15

田中 記


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