Last Update : 2009/11/10  戻る

高川山(11月定例山行)

2009年11月8日(晴)

メンバー:L.田中、梅原、作野、加瀬

JR高尾発の各駅甲府行にて初狩駅に向かう。車内は満員の状態でほとんどが登山客の様子であった。彼らはほとんど藤野駅で下車し、すこし静かになった車内で今の時代を象徴しているな・・とつくづく思いながら初狩駅に到着した。
今の時代を象徴しているな・・とつくづく思いながら初狩駅に到着した。
駅前でメンバー4名が合流し高川山に向かう。しばらく住宅地や墓地の間の道路を抜けていくが、しっかりとした案内標識が立っていて迷うことなく、自徳寺橋を渡り林道終点の登山口に到着した。林道が続く沢コースとの分岐を経て、いきなり急登の左に上がる細い登山道を登るが、雑木の広葉樹林の紅葉・黄葉が美しい。最近は植林による針葉樹の森が多く、上部地帯にいかなければ雑木林とはならず、さほど楽しく歩けないが、ここ高川山は駅近くにありながら割とにすぐに広葉樹の林に到達した。道はすぐ男坂と女坂の分岐があり、ここは意地でも直登の男坂をとることにした。ぐんぐん高度を稼ぐことができやがて女坂と合流。そこから山頂は近く、右手には麗峰の富士山が静かにたたずんでいた。さすが眺望を売りにしているだけのことはあり、奥多摩・道志・丹沢の山塊が一望できるため山頂は多くの登山者で賑わい、記念撮影も儘ならない程の混み様であった。
下山は田野倉側へと道を取るが、相変わらず紅葉が美しく急降下の崖道ではあったがU氏は度々の写真撮影となっていた。程なく登山道は舗装された林道と出会い、畑に囲まれた長閑な民家の間をさらにあるくと、風情のある田野倉駅に到着した。30分程待って初狩方面に乗車。駅員のおじさんに言われるがまま後部2両目に乗るとそこは木調の展望サロンカーであり、しかも無料はこの車両だけとのことであった。愛想のよい女性車掌さんに記念撮影をしてもらい、高川山登山の満足度を倍加させていただいた。

コースタイム:高尾駅8:20 ―9:15初狩駅9:30― 10:40高川山山頂11:10―12:15富士急田野倉駅13:03― 13:10大月駅

加瀬幸男 記

 


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