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至仏山


メンバー:Hリーダ、U、S、K、Ifamily

2010年4月25日

天候:快晴

前夜に沼田の健康ランド泊。大人6人+子1人で和室を一部屋とる。隣室に騒々しい客が入ると、声や物音はそのまま聞こえてくる。壁は極薄だったが、スペースは少し余裕があり、良く寝られた。当日は8時過ぎに鳩街峠到着。駐車場は既にいっぱいだ。岩さんは戸倉で子供の面倒を見るということで、奥さんだけ参加。

9:00 鳩街峠をスタート。すでに大勢入っている模様。ぞくぞくと入山していく。
登り始めるとすぐに汗ばんで皆ジャケットを脱ぐ。昨日は3〜5cmの積雪があったようだ。表面の雪はまださらさら感がある。気持ちのよいブナ林を過ぎて、1750m付近のハーフパイプ状の沢に来ると、キーキー歓声がする。ここは相変わらずボーダー連中の遊び場だった。

自分は4年半ぶりのスキーで、その間、道具は湿っぽい物置に放置していた。ひさびさに引っ張り出して、くもの巣や埃を払い、錆だらけになったスキーのエッジを磨いた。エッジの錆はさすがに落としきれず、角も丸いが仕方ない。ビンディングには油を差したりして、手入れも手間がかかった。アセンションのシールは糊も衰えておらず、そのまま問題なく使える。8年目のディアミール・フリーライド、同じく8年目のスカルパの兼用靴も、強度が心配で相当力を加えてみたが、おそらく大丈夫だろう。
1860m付近、オオシラビソの木陰で一服。このあたりから日差しが容赦ない。正面の小至仏トラバースには、蟻のような行列が見える。
10:40 オヤマ沢田代 2030m。展望は抜群。あとひと登り。
ピークまで、まばらな行列で、ガイドツアーらしきボーダー集団が目立つ。新雪が下駄になり体力消耗。準備は念入りにしたつもりだが、シールにワックスを塗り忘れていた。
11:50 至仏山頂上 2228m。今日は高気圧のど真ん中で弱風快晴。何度も訪れて見慣れた風景だが、それでも写真を撮りまくる。
ピークには100人近くいるだろうか。梅原さんによるとGWはこんな感じらしい。ハイマツや笹はまだ雪の下で、結構広く感じる。立派な頂上碑で記念写真を撮るが、大勢なので順番待ちだった。端のほうに休憩場所を確保してくつろぐ。





Hリーダ 記

 


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