Last Update : 2010/11/30  戻る

馬立山
(中央線沿線)


2010,9,19(日)快晴

メンバー:田中 健

11月の定例山行の下見に行って来た。このコースは、主なガイドブックになかったこと、2.5万図「大月」に山道が載っていなかったので、体力訓練を兼ねて歩いた。

 連休中日だが、田野倉の駅を下りたのは私ひとりだった。田んぼが黄金色になり、畦に彼岸花が咲いていて、忘れていた風景だった。

 富士急の踏切を渡った直ぐの所が取り付きだが、人が歩いていないようだ。山際を大きな用水が流れている。わかりにくい踏み跡があり、そこを辿る。しばらく登ると北側から細い道が登ってきていて、以後はその道を辿る。取り付きで間違えたようだ。道は付いているが、草や枝が被さっていて、蜘蛛の巣が多い。ピークに藤棚山の手製のプレートが付いていたが、場所が違うように思った。 

 札金峠からの道を合わす700mの分岐まで来ると、主要道路に出た感じで、いい道が付いていた。ガイドや地図には出ていないが、地元の人にとっては以前からある山道だと感じた。北側には大月の町が見え、里山の道だ。

797mの馬立山は直ぐだ。北側が開けている。大休止にした。急斜面を巻いて降りて、尾根筋に入った。沢井沢の頭を過ぎると、大きな岩場があった。岩登りにちょうどいいようだ。しばらくすると、御前山に出た。上からはわかりにくいが、南側に開けた岩場は大きなもののようだ。近くの岩殿山、九鬼山などの岩稜と関係があるのだろうか。ところどころ植林がしてあり、木を守るために網が巻かれていた。

猿橋への降り口に出るが、神楽山頂が直ぐなので、行ってみる。家庭用のテレビのアンテナが数本立ててあるだけで展望もない。降り口にもどり、猿橋への下り道に入る。尾根筋をまっすぐ降りていて、なかなか急である。猿橋駅から馬立山は登りでがありそうだ。一下りで舗装道路に出て、終了。駅まで15分。新緑、紅葉、冬の日だまりのコースのようだ。

12時過ぎなので、猿橋を見に行く。立派である。渓谷もよい。

タイム:田野倉駅845−取り付き855−植野山930−馬立山1015/40−猿橋駅への分岐1130/40−猿橋駅1220


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