Last Update : 2011/10/07  戻る

倉見山(富士山周辺)

2011年5月3日(火) 曇

メンバー:田中 健、郁

5月の連休には家族でハイキングに行っていた。候補を探すと、三ッ峠の東側に小さな山がある。2.5万図を見ると、山道は書かれていない。ガイドブックにも出ていず、インターネットのガイドを見ると、出ていた。それが、倉見山(1256m)である。妻は足の具合が悪く、郁と二人で出かけた。

東桂駅から取り付きまで歩いた。取り付きの、長泉院の近くに山の途中から下へ発電用の水路があるので、それがめあてだ。この辺りは以前も感じたが、水が豊富で小川に勢いよく流れている。小規模発電があるそうだ。

長泉院の端に、登山口の看板が立っていた。わかりやすい。お寺の小母さんが草取りをしていた。山歩きの人はいない。時間が止まったような景色の中を登り始めた。新しい道なのか、結構急なのに、まっすぐ登っている。足下にヒトリシズカが群生している。雑木がわかばである。一登りで、その後は、傾斜の小さい山道になった。あとは、木々や草、周りの山々を見ながら歩く。人があまり入らない里山の山道で、雑木がきれいだった。地図には道が入っていないので、尾根筋を通る道を自分で書いて、場所を確かめる。

頂上かと思っていると、その先があり、郁は文句を言う。3つめのピークが頂上だった。富士山は南側に、目をこらして見るくらいでほんのうっすらと見えた。この頂上は、周りの木々を切って、よく見渡せるようにしてあり、市役所の担当のご苦労が伺える。私たちを入れ、3パーティ、4人が休んでいる。東には、杓子山が大きく見える。

早めの昼ご飯を食べ、向原峠へ下る。頂上から急な坂を少し下り、登り返すと、直接寿駅へ下りる道のようだが、あまり使われていない感じがした。細尾根を歩き、峠への分岐に出、道に沿って下る。向原峠への道は杉林や伐採地があったりしてきれいではなかった。長泉院からの登りが正解のようだ。取り付きに出てから、駅までアスファルトの道を歩いた。里山でもルートファインデングをするところがあり、これなら、里山歩きの面白さはあると思ったハイキングだった。

タイム;東桂駅820−長泉院近く登り口850−頂上1035/1115−取り付き口1250−寿駅1310

(田中 健 記)


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