Last Update : 2011/12/14  戻る

鷹ノ巣山


2011年11月5日(土) 曇り

メンバー:西川

石尾根往復

新宿発のホリディー快速はハイカーで満員だった。御嶽駅でどっと降り、奥多摩駅でもまたどっと吐き出され、駅前は人混みで一杯。ところが歩き始めると、誰もいなくなる。鷹ノ巣山の頂上近くなるとまた人は多い。皆さん、どこを登られているんでしょうか。

石尾根では、あまり人に会わなかった。クマが心配なので鈴を鳴らしながら歩く。しかし、気をつけるべきはクマだけではなかった。頂上は、雲は多いが富士山が見え、なかなか展望はよい。一角に腰を下ろし、食べながら休んでいると、ハチの羽音。と思うと、すぐそばを旋回している。アンパンを狙っているな。やはりアンパンに停まった。どうしようか。ハチごとポンと地面に落とす。ハチは離れたし、このままではゴミになるからアンパンを回収した。

けれどもこれで終わりではなかった。またすぐそばで羽音。そして耳元に感触が。モゾモゾ動いている。ハチが顔に停まったのだ。どう切り抜ければよいのか。手荒なことはしないほうがよいだろう。かといってすぐに離れそうな様子もないし。すると動いて口元まで来たので、吹き飛ばし、その場を離れた。これで後は大丈夫だった。

しかし、今回は運がよかったかもしれない。痛い目に遭っても不思議ではなかった。改めて考えてみると、地面に落としていったんハチが離れた時にその場を離れるのがよかったか。

来た道を下山したが、帰りは六ツ石山の頂上に立ち寄った。ここから見る鷹ノ巣山はそれなりの風格がある。鷹ノ巣山は登り甲斐があり、展望も山の風格もあり、さらに奥多摩駅から登れてバスを使わないので経済的だが、同じ道の往復は面白みに欠けるので、次は別のコースで行ってみよう。

(西川 記)

コースタイム

奥多摩駅 9:25 -> 林道から石尾根登山道入り口 10:00 -> 六ツ石山への分岐 11:36 -> 鷹ノ巣山 12:55/13:20 -> 六ツ石山 14:33 ->林道から石尾根登山道入り15:59 -> 奥多摩駅 16:36




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