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中央アルプス・三ノ沢岳 (2,847m)

2012年7月8日(日)

メンバー 菅澤、他5名

7/7(土)  

14:40練馬IC=圏央道経由=駒ヶ根IC=17:30民宿「天山」着

民宿のお風呂は4月に山スキーで加瀬、田中両氏と泊まった時と同じで熱くて入れず。部屋に戻り各自が持参の銘酒を飲み比べているうちに夕食となる。量も多く山菜と川魚中心で美味しかった。

7/8日(日)

菅の台バスセンター7:30=8:10しらび平=千畳敷駅(2,650m)8:35―9:05極楽平(2,865m)―9:20三ノ沢岳分岐(2,880m)9:30―(最低鞍部2,645m)―11:20三ノ沢岳(2,847m)11:50―13:40三ノ沢岳分岐13:45―14:15宝剣岳(2,931m)―14:45三ノ沢岳分岐―14:55極楽平―15:15千畳敷駅15:20=15:27しらび平15:35=16:05菅の台バスセンター16:20=駒ヶ根IC=19:40高井戸IC

車中泊のU氏とバスセンターで合流。すでに30名ほどがバス乗場に並んでいる。チケット売り場でバス・ロープウエーの往復乗車券を購入してまもなく、定時バスの前に臨時のバスが到着して我々は2台目のバスに座ることができた。

千畳敷には50cmほどの残雪があり、雪渓を切った夏道通しに登り始める。主稜線は雪が消えていて、極楽平から三ノ沢岳分岐を経由して最低コルに向かいアップダウンを繰り返すうちに雨となる。キバナシャクナゲが目に付くようになり、遭難碑を過ぎたあたりから残雪の合間にミヤマキンポウゲ、シナノキンバイ、アオノツガザクラ 、ハンサンイチゲ、チングルマ、コイワカガミ、タカネツメグサなども見られた。雨は上がったがハイマツで濡れるので雨具のまま山頂に向かう。4月の時は雪を冠った山頂が広く感じられたが、残雪期の今は狭い山頂だった。眺望は御嶽、檜尾岳方面が見える程度であった。ラーメンなどを食べているうちに後続の登山者が近づいたので下山開始。下山といっても三ノ沢岳分岐までは登りのほうが多い。宝剣岳に登りたいというK氏とU氏の三人で分岐から往復することにした。

前回スキーで飛び込んだ東面を覗き込んだが、雪の消えた今はザレたルンゼとなっていて歩いて降りられるところではない。よくこんなところを滑ったものだと思った。雪が付いていると傾斜感覚が違うのだろうか。

宝剣の急峻な岩場には三沢岳周辺よりも豪華な高山植物の群落を見ることができてよかった。山頂の長方形の岩には怖くて登るのをやめた。真下に見える千畳敷が箱庭のようだ。30分ほどで往復できると思っていたが1時間もかかってしまい、残りの三人には分岐で待っていてもらい申し訳なかった。

極楽平からの下りは夏道を迂回せず、雪渓をグリセードでまっすぐ千畳敷に下った。帰りの中央道では渋滞につかまってしまった。

(菅澤 記)


 


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