Last Update : 2012/12/25 戻る

富士山(その2)

2012 6/24 曇り、晴れ、曇り

メンバー 武部

 天気予報はあまりよくなかったが、富士山は雲の上のような気がして行ってみることにした。河口湖IC近くになると、天気がよければ富士山は見えるが今日は見えない。吉田口からも富士山は見えない。どの位雪があるかわからないが、アイゼンとピッケルを持って富士山に登る。途中ブルドーザ道から登山道に分岐するところで通過してしまって、当分の間ブルドーザ道を登る。

 まさかブルは来ないと思ったが、上の小屋のクローラ車がすごい勢いで下ってきた。見通しのよいところで避けられたのでよかった。吉田大沢が見えるようになり、覗くと、うっすらと雪があるようで積雪1 c m ほどと思った。ちょっと吉田大沢には降りられないので、普通に登山道を登る。途中にたくさんの小屋があるが、どの小屋も登山開きを前に大忙しであった。スキーを背負っている2 人パーティもいた。

 3 4 0 0 m から登山道を外れてアイゼンを着ける。大雨もあって思ったよりも雪は少なかった。この辺りからもうだんだんと登山道は混雑してくる。いつしか雲の上になる。下部ではものすごい風の音を聞いたが、上部ではそれほど風は強くなくて助かった。今回はスキーを引っ張っていないのでスイスイと登る。

 下山時、山頂から少し下って雪ダンゴになるのでアイゼンを外す。グリセードをすると、どうも数センチ下が氷のところが多々あり、緊張する。結局、再度アイゼンを着けて下る。アイゼンを着けた所よりも下まで雪があり、そこに人がいたので、あそこまで行ってからアイゼンを外そうと考えた。その人のそばまで下ると、彼は、私が行きすぎたことを知らせてくれた。彼は小屋の荷揚げをしていた。標濃差1 0 0 m m 登り返し。考えようによっては、それだけ雪遊びが余計できたことになる。雪が終わると溶岩の下りとなり、膝にくる。休み休み下る。

吉田口 6 : 3 0 ― ― ― 2 8 3 0 m 8 : 2 0 / 4 0 ― ― ― 3 0 3 0 m 八合目太子館 9 : 0 0 ― ― ―  3 4 0 0 m  アイゼン 1 1 : 0 0 ― ―― 山頂1 2 : 1 5 / 5 0 ― ― ― 3 2 5 0 m  1 3 : 4 5  登り返し 3 35 0 m 1 4 : 1 5 / 3 0 ― ― ― 3 0 3 0 m 八合目太子館 1 5 : 0 5 ―― ― 2 7 5 0 m 1 6 : 0 0 / 1 5 ― ― ― 吉田口 1 7 : 4 5

写真:山頂にて。5 月からぐっと雪が減っている。山頂からの雲海も美しい。





(武部 記)

 


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