Last Update : 2012/12/25 戻る

八ヶ岳
権現岳、編笠山、赤岳


2012 10/6〜8、12

メンバー 武部

1 0 / 6  晴れ、曇り、晴れ

 駐車場はそれほど大きくはないが止められた。出発が8 時と遅くなったので、急いで準備して登りだす。登りだして1 時間程してから車にテントのポールを忘れていることに気付く。まだ取りに戻れる位置なので買い物袋にペットボトルを入れて空身で駐車場に戻る。さすがに空身とあって1 時間で戻って来られた。またかなりの荷物を背負いゆっくりペースで登る。三つ頭からは権現の手前が見えているが、キレット側はガスで見えない。青年小屋、編笠山側は晴れている。権現岳には3 0年ぶりかと思う。全く覚えていない。予定はキレット小屋であったが、青年小屋の方が晴れていて足が向いた。明日は3 時間余分にかかるので、真教寺尾根から戻るとすると、明日に駐車場に戻ることはちょっと無理かもしれないが、よしとした。

 青年小屋に着くと欲が出て編笠山に行くことにした。片道2 0 分で行けてなんとか暗くなる前に戻れた。編笠山からは権現岳はすでに雲の中になって見えなかった。だんだんと雲が南下しているようだ。

天女山駐車場8 : 0 5 ― ― ― U ターン9 : 1 0 ― 駐車場9 : 3 5 ― ― ― Uターン場所に戻る1 0 : 1 0 ― ― ― 前三つ頭1 2 : 0 0 / 1 5 ― ― ― 三つ頭1 2 : 5 0 / 1 : 1 5 ― ― 権現岳2 : 1 0 / 2 0 ― ― ― ノロシバ3 : 0 0 ―― ― 青年小屋3 : 2 0 / 4 5 ― ― ― 編笠山4 : 0 5 / 2 0 ― ― ― 青年小屋4 : 4 0

1 0 / 7  霧、曇り、晴れ

 朝、天場はガスで真っ白。ちょっと出発時間が遅くなった。あまり天気が良くないので赤岳に登らず来た道を戻ろうかとも思った。三つ頭の分岐では少し天気がよくなりつつあるようなので赤岳を登ることにした。キレットに着くころにはガスも晴れて、紅葉がきれいであった。赤岳も見えるようになった。キレットからなかなか赤岳は遠い。

 真教寺尾根分岐に1 2 時過ぎに着いた。今から山頂に寄らずに下山しても明るいうちに天女山駐車場に戻れないが、山頂に行くことにする。ザックは置いて買い物袋を持って登る。赤岳周辺は三連休とあってかなりのにぎわいだ。鎖場は行列の状態。真教寺尾根分岐に戻り下山する。

 ここからは鎖の連続。登ってくる人が結構いる。これだけ鎖が連続しているとちょっと大変。鎖がほぼ終了して休憩する。ここからの下山はかなり長い。確か扇山の手前で2 人パーティに2 回会った。上部は鎖の連続ですよ。ヘッドランプはありますか。と心配したが彼らは気にしていなかった。

 扇山というところに着いたがまだまだ。このサイの河原を過ぎるとスキー場のリフトが動いていたので余程乗ってしまおうかと思ったが、登山道からは柵があって入れないようになっていた。もうだんだん暗くなってきていたが、歩くしかなかった。羽衣池から天女山駐車場へはトラバース気味にハイキングコースを辿ってまだ2 時間もある。羽衣池に着いて、一旦は真教寺尾根をそのまま下るがもう暗いので羽衣池に戻る。ここにテントを張ることにした。なぜか水を1 . 7 リットル持っていた。

 もう自分はテントで寝ていたが、9 時頃扇山の手前で会った計4 人は一緒に戻ってきた。

青年小屋7 : 1 5 ― ― 権現岳8 : 4 0 / 9 : 0 0 ― ― ― キレット1 0 : 3 0 ―― ― 真教寺尾根分岐1 2 : 1 0 ― ― ― 赤岳1 2 : 3 0 / 4 5 ― ― ― 真教寺尾根分岐1 3 : 0 5 ― ― ― 鎖ほぼ終了1 3 : 3 5 ― ― ― 扇山1 5 : 1 0 / 15 ― ― ― サイの河原1 6 : 2 0 ― ― ― 羽衣池1 7 : 1 0

1 0 / 8  晴れ

 熊が出なくてよかった。天女山駐車場に向かう。2 0 分も歩かないうちに沢に出て水を汲めてよかった。沢を渡って登りきると八ヶ岳牧場に出る。キレット〜 赤岳が見えていいところだ。犬の散歩に来ている人がいて、毎日このようなところこれてうらやましい感じだ。展望台の手前からも八ヶ岳がよく見える。昨日羽衣池に泊って正解だと思った。

羽衣池6 : 1 0 ― ― ― 八ヶ岳牧場7 : 0 0 / 1 0 ― ― ― 展望台7 : 4 5 /8 : 0 0 ― ― ― 天女山駐車場9 : 0 0

1 0 月1 2 日 晴れ

 朝、日の出前の赤い空を見て出発。根石岳〜 東天狗間は冷たい強風で、毛の帽子にフード2 重、手はオーバ手の完全装備。東天狗、西天狗でもよく見えて、西天狗からは、北アの穂高、槍、白馬方面も見えた。すでに白馬方面は真白になっていた。

 来た道をほとんど戻って、オーレン小屋に向かう。オーレン小屋からの登りはもう疲れており、どうしようかと思っていた。すると峰の目に緩やかに登るコースがあったので、このルートを選択した。( 硫黄からの稜線に出て、この稜線を登って赤岳鉱泉への分岐に出る。) 回り道の分、傾斜は緩やかだ。このルートはあまり歩かれていないので、静かなルートと言える。熊がいたらどうしよう、と、ちょっと思ってしまう程だ。

 赤岳鉱泉からの分岐からは、また、たくさんの人がいるコースだ。

夏沢峠 6 : 0 5 ― ― ― 東天狗岳7 : 1 0 / 1 5 ― ― ― 西天狗岳7 : 3 5 /5 5 ― ― ― 東天狗岳8 : 1 5 / 2 0 ― ― ― オーレン小屋9 : 2 5 ― ― ― 赤岳鉱泉分岐1 0 : 3 0 / 5 0 ― ― ― 赤岳鉱泉1 1 : 3 5 ― ― ― やまのこ村駐車場( 美濃戸山荘の下) 1 3 : 1 0

写真


(赤岳)


(キレット付近より)


(朝の阿弥陀岳と赤岳(左) 展望台付近より)

(武部 記)

 


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