美ヶ原高原スキーハイキング
2012-03-02sat 晴れ 岡坂L、小森宮 計2名 前夜 中央道、諏訪IC脇のルートイン泊 (21:00上野→24:00諏訪IC) 08:00 宿出発。岡坂氏4駆車 10:20 1940m 山本小屋手前無料駐車場をスキーで出発 10:40 1990m 牛伏山 11:00 1961m 美しの塔 11:40 2030m 王ヶ頭(ホテル前) 途中鞍部1980m でスキーデポ 12:20/12:40 2000m 王ヶ鼻 13:00 王ヶ頭 13:40 駐車場 上信越道で帰京 19:30上野着 03/01Friに日本海北部から北日本を通過して春一番をもたらした低気圧による降雨後一時的な冬型で気温が低下し142号線から山本小屋までの道は、一度解けた雪が凍結。4駆+新品スタッドレスタイヤの車でなんとか山本小屋手前迄たどりついた。 山本小屋近くから牛伏山へ登り始めると、前日の雨で全山凍結斜面となっていて、シール持参せずのステップソールで直登出来るのは傾斜10度程度が精一杯。階段登行や斜登行も交えながら登る。それでも緩やかな草原状の地形が全てなので、クロカンスキーで気持ちよく滑走できる場所も多く楽しめた。 ただ凍結斜面のせいで傾斜15度でもダブルキャンバーの板での滑走は怖かった。逆に新雪が降り積もっていたらクロカンでの行動はきつかったかも知れないが。 山本小屋から王ヶ頭の間では、スノーシューを履いたグループを幾つも見掛けた。スキーのような技術が不要で、新雪で潜らず、新しいものは爪も付いていてクラストにも対応でき、誰でもスノーハイクが楽しめるという事で結構、人気のようであった。 王ヶ鼻の突端に出ると高原地形が切れ落ちるという地形から、西に松本市街や、視界がよければ北アから南アまで一望できる絶好の展望ポイントのようで地元の登山者2、3人がホテルもあるという王ヶ頭を避けて、南側の三城牧場側から直接、登って来ていた。 使用用具 岡坂氏:Asnes Telemark-ski 76-56-66mm *180cm STEP-SOLE+3pin ヘビークロカン靴 小森宮:Fisher E99 Crown cross-country-ski 65-55-60mm * 200cm STEP-SOLE+3pin-Binding+Scarpa Binson(紐締めの革靴) 王ヶ頭付近で岡坂氏のカーボンファイバー製スキーポールが2本共、折れてしまった。20年以上経過したものという事で経年劣化していたものに力が掛かった瞬間に折損。今回なだらかな斜面が全てであったので、大事にはならなかったが。一般に急峻な地形が多い山スキーの場合には、スキーポールが無いと致命的かも知れない。特に登りが非常に困難になり山行全体に大きな支障を起こす事になりそう。あらためてスキーポールの重要性を認識させられた。 参考:美ヶ原の山本小屋までの交通 ビーナスラインは、和田峠〜落合大橋の冬季通行止め区間があるため ・中央道から経由するよりも ・上信越自動車道から142号線(中山道)を経由して入山した方がスムーズなようだ。 (小森宮 記) |